開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 1 , 水/Wed 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科機械ロボット工学コース |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 機械力学Ⅰ/Dynamics of Machinery I |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 松本 大樹 (創造工学科機械ロボット工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3076 |
連絡先/Contact |
松本 大樹((B207) h_matsu@muroran-it.ac.jp 0143-46-5334) |
オフィスアワー/Office hours | 松本 大樹(火曜日 16:00-18:00) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2024/01/17 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
機械が動くと、必ず動力学の問題が生じる。機械力学(Dynamics of Machinery)は機械の運動をその原因である力に基づいて明らかにしようとする学問である。本講義では、機械の動力学問題の解明に必要なニュートンの運動法則などの力学的諸法則・諸原理を理解するとともに、それらの応用方法を機械振動を中心に修得することをねらいとする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.力学の基礎を理解し、記述できること。 2.剛体の運動を理解し、記述できること。 3.1自由度系の振動問題を理解でき、記述できること。 4.1自由度系の強制振動を理解でき、記述できること。 5.防振基礎について理解できること。 |
授業計画 /Course Schedule |
第1回:力学の基礎(力の表現,運動法則,運動の記述) 第2回:力学の基礎(運動方程式とその解法):例題演習 第3回:重心,慣性モーメント 第4回:慣性モーメント:例題演習 第5回:剛体の運動 第6回:剛体の運動:例題演習 第7回:1自由度非減衰系の自由振動(ばね質量系) 第8回:1自由度非減衰系の自由振動(回転運動系):例題演習 第9回:エネルギー法:例題演習 第10回:1自由度減衰系の自由振動(粘性減衰系,クーロン摩擦減衰系) 第11回:1自由度減衰系の自由振動:例題演習,対数減衰率 第12回:1自由度系の調和外力による強制振動 第13回:1自由度系の調和変位による強制振動 第14回:1自由度系の強制振動:例題演習 第15回:力の伝達率と振動の絶縁 定期試験 総授業時間数(実時間):22.5時間 各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です. |
教科書 /Required Text |
基礎振動工学 横山隆, 日野順市, 芳村敏夫著 共立出版 2015(ISBN:4320082117) |
参考書等 /Required Materials |
機械振動学通論 入江敏博, 小林幸徳著 朝倉書店 2006(ISBN:4254231164)
機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著 数理工学社 2011(ISBN:4901683802) 演習機械振動学 佐藤秀紀, 岡部佐規一, 岩田佳雄共著 サイエンス社 1996(ISBN:4781908136) 基礎演習機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著 数理工学社 2014(ISBN:4864810117) 振動工学 : 振動の基礎から実用解析入門まで 藤田勝久著 森北出版 2016(ISBN:4627665423) 機械工学のための振動・音響学 鈴木浩平 [ほか] 共著 サイエンス社 1989(ISBN:4781905641) メリアムカラー図解機械の力学 : 剛体の力学 J.L. Meriam, L.G. Kraig [著] ; 浅見敏彦訳 丸善 2007(ISBN:4621080970) メリアムカラー図解機械の力学 : 質点の力学 J.L. Meriam, L.G. Kraige [著] ; 浅見敏彦訳 丸善 2006(ISBN:4621077155) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
各到達度目標に沿った試験問題による試験の成績によって評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 /Notices |
不合格者には再試験を実施し,100点満点中60点以上を合格とする.再試験合格者の 評価点は60点とする. 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または機械系の掲示板などで通知する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
力学は考え方を理解して数式に繋げ,解を求める部分の練習が必要です.眺めているだけでは身につきませんので,数式を自ら作れる,解けるように十分に練習してください.なぜそのような数式になるのかを説明できることが大切で,その力がないと試験に合格しないと思ってください.講義の出席だけでは力がつきませんので,自己学習により練習を十分に積んで,どしどし質問して理解を深めてください. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
履修前:線形代数A、線形代数B、微分積分A、微分積分B、微分積分C、物理学A、物理学B 履修後:機械力学II、設計工学、機械ロボット工学実験 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義動画と講義中のノートが保存され,オンデマンド資料として公開される.各自が振り返りがいつでもできるようになっている. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
演習問題を解く際には互いに教えあい,理解を深める |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
線形代数,微分積分,物理学などの低年次科目の知識を利用し,実学に結びつける. |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |