授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 1 , 火/Tue 2 , 火/Tue 3
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title 測量学実習/Surveying Practice in Engineering
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 浅田 拓海 (創造工学科建築土木工学コース) , 有村 幹治 (創造工学科建築土木工学コース)
時間割コード/Registration Code J3123
連絡先/Contact 浅田 拓海(アドレス:asada@muroran-it.ac.jp
※@を@に変更してください.
居室:D214
電話:0143-46-5288)
有村 幹治(e-mail: arimura@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 浅田 拓海(月:12時~13時
火:12時~13時)
有村 幹治(特に指定しない。)
実務経験/Work experience
有村 幹治(総合建設コンサルタント会社において研究開発業務に携わった在職経験を有する)
更新日/Date of renewal 2024/03/12
授業のねらい
/Learning Objectives
3年次前期で同時に開講する「測量学」の知識をより具体的に体得するために、グループを編成して、キャンパス内で各種機器を用いて測量作業を行ない、正確でかつ迅速な測量技術を取得する。
さらに、作業終了後に測量記録データの整理及び計算を行って数値処理技術を取得する。
本実習は、①水準測量、②角測量、③GNSS測量、これらを合わせた④総合測量、の4つの項目で構成される。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.作業実施能力:実習を通して角測量・水準測量・GNSS測量を理解し、グループで迅速かつ正確に測量作業を行えるようにする。
2.作業確認・改善能力:測量結果の評価に基づき、作業内容の反省、課題をグループ及び自ら行い、改善すべき点を作業日誌に記録する。
3.データ処理能力:測量作業での観測値について、誤差の処理を含めた数的処理が速やかに行えるようにする。また、作業終了後に測量結果の評価を行う。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間:33.75時間
第1回:ガイダンス
第2回:水準測量1(高低差の計測)
第3回:水準測量2(往復観測)
第4回:水準測量3(標高計算)
第5回:角測量1(角度計測)
第6回:角測量2(距離計測)
第7回:角測量3(三角測量)
第8回:角測量4(トラバース測量)
第9回: GNSS測量1(位置情報の観測)
第10回:GNSS測量2(位置情報の処理)
第11回:総合測量1(トラバース点の設定)
第12回:総合測量2(距離計測)
第13回:総合測量3(角測量)
第14回:総合測量4(水準測量)
第15回:総合測量5(測量成果報告書の作成)

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて2時間必要です。
・授業後に次回に向けての課題を出します.

教科書
/Required Text
・毎回の測量作業内容に関する資料を配布する。
参考書等
/Required Materials
特になし。
教科書・参考書に関する備考 測量学で使用する教科書および配布資料を使用します.まとめて管理すること.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上を合格とする。点数の配分は以下の通りである。
・45点(到達度目標1.作業実施能力):各回において、作業状況及び記録データ(野帳)をグループ単位で提出し、教員及びTAが確認する。
・15点(到達度目標2.作業確認・改善能力):各回において、作業内容の反省、課題、メンバーの貢献度評価をグループ内で行い、作業日誌としてまとめ、グループ単位で提出する。
・40点(到達度目標3.データ処理能力):各実習項目において、計算レポート及び製図などの成果物を個人毎で提出する。
・8割以上の出席を単位修得の条件とする。
履修上の注意
/Notices
・キャンパス内でのフィールド作業を行います。動きやすい服装、靴を用意すること。
・合格点に満たない場合には補講を行い、各種測量作業に関する試験を行います。この試験に合格しない場合は不合格とします。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は,土木工学トラックの以下の学習・教育目標に対応している.
◯:A 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を修得する.(理工学教育)
◯:D ジェネラルコンストラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎を修得する.(土木専門基礎)
◎:E 実験・実習や現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力を修得する.(実験実習)

※学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
・空間情報処理:測量結果の計算や可視化のために、EXCELやGISなどの知識・スキルが必要になります。十分に復習しておくこと。
・測量学:3年次前期に同時に進めることになります.測量学で学んだことを測量学実習で実践する形となります.
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・実習内容は測量学の授業の実践でもありますので,測量学の試験に向けて十分に復習しておくこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
・10人程度のグループ作業となります。作業におけるリーダーシップ、分担、協力などを意識して積極的に参加してください。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし