授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 木/Thu 7 , 木/Thu 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 電気回路基礎(Bクラス)/Basic Electric Circuits
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 川口 秀樹 (創造工学科電気電子工学コース) , 加野 裕 (創造工学科電気電子工学コース) , 武田 圭生 (創造工学科電気電子工学コース) , 渡邊 浩太 (創造工学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code J3008
連絡先/Contact 川口 秀樹(F207, 0143-46-5510, kawa@muroran-it.ac.jp)
加野 裕(e-mail: h-kano@muroran-it.ac.jp)
武田 圭生(F307, 0143-46-5562, ktakeda@muroran-it.ac.jp)
渡邊 浩太(E304, 0143-46-5507, k-wata@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 川口 秀樹(木曜日 16:00 - 17:00, 18:00-19:00)
加野 裕(電気電子工学コースホームページを参照して下さい.)
武田 圭生(月・木12:00~12:50, その他、在室時はいつでも)
渡邊 浩太(前期:火水10:30-13:00,後期:火木10:00-13:00)
実務経験/Work experience 川口 秀樹(通信事業を扱う企業での通信機器の回路設計・開発経験を有する)


渡邊 浩太(電線・ケーブル製造事業を扱う企業でのネットワーク機器の回路設計・開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2024/02/13
授業のねらい
/Learning Objectives
電気回路は電気電子技術分野の最も重要な基礎科目である。本授業では、電気回路の基礎的概念の理解力と計算力を身につける。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 直流回路、正弦波交流、インピーダンスの諸法則を理解し、それに対応した問題を解くことができる。(理解力、計算力 60%)
2. 交流回路,交流電力、ひずみ波回路、過渡現象の概念を理解し、それに対応した問題を解くことができる。(理解力、計算力 40%
授業計画
/Course Schedule
総時間数: 1.5 時間×15回 = 22.5 時間

第1回:直流回路(抵抗器、直流電圧・電流源、直列・並列接続)
第2回:直流回路(キルヒホッフ電圧・電流則、電力・エネルギー)
第3回:正弦波交流回路(三角関数、振幅・角速度・周期・周波数)
第4回:正弦波交流回路(交流波形の和・差、平均値)
第5回:インピーダンス・回路素子(インダクタ、キャパシタの働き)
第6回:インピーダンス・回路素子(インダクタ、キャパシタを含む回路)
第7回:複素数による表示法(複素数の極・直交表示,複素数の四則演算)
第8回:複素数による表示法(オイラーの公式、正弦波の複素数による表示)
第9回:交流回路(複素インピーダンス・アドミッタンス)
第10回:交流回路(共振現象)
第11回:交流回路(ベクトル軌跡、交流ブリッジ回路)
第12回:交流電力(瞬時・実効・無効・皮相電力、力率)
第13回:交流電力(複素電力、電力ベクトル図、力率改善)
第14回:ひずみ波回路(フーリエ級数・変換,ひずみ波交流)
第15回:過渡現象(過渡現象と定常状態,直流・交流回路過渡解析)
定期試験

・授業の内容に関連した演習問題を提示しますので,自主的に解いて理解を深めてください.
・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
基礎からの交流理論(小郷寛 原著;小亀英己、 石亀篤司 著、電気学会 2002)(ISBN:4886862306)
参考書等
/Required Materials
電気回路(Joseph A. Edminister著 ; 村崎憲雄他訳、オーム社 1995)(ISBN:4274130142)
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標の1.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
到達度目標の2.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
(1) 定期試験100点満点中60点以上を合格とする。
(2) 評価点が60点未満のものには再試験を実施する。ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが受験の条件である(提出されたものがコピーと判断される場合には受験資格を失う).なお,再試験によって合格したものの評価点は60点とする。
履修上の注意
/Notices
(1) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。  
(2) 欠席届があり、かつ、担当教員に申し出た場合は、定期試験の追試験を実施する。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
実際に回路を描いて問題を解き、さらに必要に応じて関数電卓で数値を計算する、これを繰り返すことが重要です。多くの問題を解くことも必要ですが、一つの問題について、多数の解法を試みることも必要です。等価な回路に描き直してみることも理解を深める助けになります。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1学年開講の線形代数A、B、および微分積分A、B、Cを履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、エレクトロニクスコース2学年開講の電気回路、電気回路演習、3学年開講の電磁エネルギー変換工学、送配電工学である。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎回の授業において,前回授業の復習の後,講義全体における位置づけ,当日の授業へのつながりを説明.また,単元毎に実力診断テストを実施し,自身の理解度を確認させている.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
当該授業に関係する技術がどのように,社会において利用されているかを可能な限り説明している.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満