授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 3 , 火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全専攻
対象学年/Year 1年 , 2年
授業科目区分/Category 博士前期課程 大学院副専修科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 社会教育論/Social Education Studies
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 阿知良 洋平 (学部)
時間割コード/Registration Code SQ127
連絡先/Contact 阿知良 洋平(achiray@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 阿知良 洋平(金曜日11時から12時。事前にメールいただけると確実です。その他の時間でも在室していればいつでもお訪ねください。)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2023/03/13
授業のねらい
/Learning Objectives
新型コロナウイルスの流行やウクライナ情勢を取り上げてみても、現代社会は危機的状況にあると言える。危機を乗り越えるには、多様な知恵が必要である。
一方で、私たちは日々の忙しい生活に疲れ、深い思考よりもわかりやすい回答を求めがちであり、知恵は画一化し、そこから外れるものはバッシングを受けるような状況も見られる。
暴力が徐々に接近してくると、その解決のために知恵が多様化するのではなく、むしろ思考が貧弱化するというのは、私たちが何度も歴史的に経験してきたことである。では、暴力的状況が接近するなかでなお、学びとその発信が消えていかないための条件とは何か?この課題は、社会教育の歴史的把握において根本である。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)現代社会の学びと知をめぐる、戦争やメディアの状況を構造的に把握することができる。
(2)戦争や暴力と学びの衰退の歴史的経験について深く把握する。
(3)暴力が席巻するなかで学びを止めない、実践の論理を模索し、その可能性について論じることができる。
授業計画
/Course Schedule
教員から課題提起や話題提供を行い、それに基づいて、受講者と対話しながら進めることを重視します。

1,現代のメディアと戦争
2,アジア太平洋戦争期の社会教育の衰退と消失
3,状況と転向
4,戦後における社会教育の再生、そこにおける「語る」主体像
5,社会教育と植民地主義
6,言説闘争と歴史修正主義
7,沈黙と聞き書きの可能性
8,「聴く」ことからの社会教育学
教科書・参考書に関する備考 授業中に適宜、レジュメや資料を配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
日々の議論40%、レポート60%
履修上の注意
/Notices
「社会」に対する自分自身の正直な肌感覚や実感を、大事に教室へ持ってきてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
特に気にしなくてかまいません。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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