授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 7 , 月/Mon 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科応用化学コース/Department of Applied SciencesCourse of Applied Chemistry,応用理化学系学科バイオシステムコース/Department of Applied SciencesCourse of Biosystem,応用理化学系学科応用物理コース/Department of Applied SciencesCourse of Applied Physics,システム理化学科化学生物システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Chemical and Biological Systems
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 分子生物学A(前半8週)/Molecular Biology A
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 安居 光國 (システム理化学科化学生物システムコース)
時間割コード/Registration Code J4123
連絡先/Contact 安居 光國(U305 5748 yasui@muroran-it.ac.jp )
オフィスアワー/Office hours 安居 光國(月,火,木,金曜 12:30-13:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2023/02/10
授業のねらい
/Learning Objectives
遺伝子の本体であるDNAの構造と機能は分子生物学の基本である。この講義ではDNAからゲノムまで、構造から機能、制御まで、原核生物から真核生物まで、遺伝情報の流れに基づいた分子生物学の理解を目指す。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 分子生物学の歴史的知識を獲得する。10%
2. DNAの基本構造を理解する。20%
3. 複製,転写,翻訳の仕組みを理解する。60%
4. 遺伝情報の流れを理解する。10%
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間

第1週 遺伝子の本体、歴史的背景
 高校生物では遺伝子分野では何をどのていど学ぶのかを解説し、遺伝子工学の基礎レベルの確認をする。
 とくに遺伝子に関する歴史的に重要な研究・実験の解説をし、そこから何が明らかになったかを知る。
第2週 核酸の成分と構成(4.1)DNAとRNAの構造(4.2)核酸の性質(4.3)
    ヌクレオチドとその他の機能(4.4)
 DNAの二重らせん構造およびDNA、RNAの高次構造の多様性および構造を理解する。
   DNAを物質として扱うための化学的な性質および測定方法を理解する。
    (生化学Aの復習と発展)
第3週    分子生物学のセントラルドグマ(14.1)
 遺伝子の基本概念であるセントラルドグマを理解する。
第4週 DNAの複製と修復(14.3)
第5週  DNAの転写 (14.4)
第6週  翻訳 (14.4)
第7週  変異(14.3,4) 
第8週  真核生物,原核生物,ウイルスの違い,最終試験

授業時間内に小テストを実施するので、準備すること。
各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
生化学(西川一八、清水光弘共編、オーム社 2008) (ISBN:9784274206)
参考書等
/Required Materials
ヴォート基礎生化学(D.Voet、 J.G.Voet、 C.W.Pratt著 ; 田宮信雄 [ほか] 訳、東京化学同人 2010)(ISBN:9784807909254)
とことんやさしいヒト遺伝子のしくみ : 体型も性格も運動能力も病気のかかりやすさも左右する(生田哲著、SBクリエイティブ 2014)(ISBN:9784797365)
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標1、2、3、4のいずれも,小テストおよび最終試験で評価する。
小テスト 80点(2,3,4,5,6,7週) 最終試験 20点(第8週後半)
100点満点において60点以上を合格とする
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
英語を語源とした専門用語を多く扱いますので、辞書が理解に役立ちます。
授業中に質問を多くしますので、積極的に参加してください。
新しい授業形態を試行します。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
生化学A、生化学B,分子生物学B
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
翌週の授業範囲,授業目的を通知し(シラバスより詳細)小テストをする。
授業開始時にも概要,達成度目的を示し,授業を受けるにあたり目標を意識し,主体的な学修を促す
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
1.教員が教科書の内容を教授する前にグループによる小テストに取り組む。スマホ等による調査を認める。
2.相互小テストの解説をする。
3.関連項目を学ぶ。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
重要事項または発展的な内容について,単純な記憶を求めない。授業で得た知識を使って,関連性,根拠,理由等を協同的に議論する。
生化学Aとの関連を必要とする内容をする
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満