授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 1 , 水/Wed 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科化学生物システムコース
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物理化学A/Physical Chemistry A
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 飯森 俊文 (システム理化学科化学生物システムコース)
時間割コード/Registration Code J4057
連絡先/Contact 飯森 俊文(居室: H棟410号室; 内線:5767; Email: iimori@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 飯森 俊文(月曜日17:30ー18:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2023/08/18
授業のねらい
/Learning Objectives
幅広い物理化学分野のなかで、物質の巨視的(マクロ)な性質に着目し、化学熱力学と化学平衡について理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)熱力学第一法則を説明することができる。 10%
(2)熱力学第二・第三法則と自由エネルギーを説明することができる。 20%
(3)物質の状態変化を化学熱力学で説明することができる。 20%
(4)溶液が示す性質を説明することができる。30%
(5)化学平衡を化学熱力学で説明することができる。 20%
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数 22.5時間
第1回:第一法則(1):内部エネルギー
第2回:第一法則(2):エンタルピー
第3回:第一法則(3):熱化学、状態関数と完全微分
第4回:第二法則と第三法則(1):第二法則、エントロピーの定義
第5回:第二法則と第三法則(2):状態関数としてのエントロピー
第6回:第二法則と第三法則(3):いろいろな過程で生じるエントロピー変化、系に着目する-ギブズエネルギー
第7回:第二法則と第三法則(4):第一法則と第二法則を結びつける
第8回:第1週~第7週の復習
第9回:純物質の物理的な変態(1):純物質の相図
第10回:純物質の物理的な変態(2):相転移の熱力学的側面
第11回:単純な混合物(1):混合物の熱力学的記述
第12回:単純な混合物(2):溶液の性質、束一的性質
第13回:単純な混合物(3):2成分系の相図、蒸気圧図
第14回:化学平衡(1):平衡定数
第15回:化学平衡(2):反応条件と化学平衡
定期試験

・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
アトキンス 物理化学(上)(Peter Atkins・Julio de Paula (著)、中野元裕・上田貴洋・奥村光隆・北河康隆(訳)、東京化学同人?)(ISBN:9784807909087)
アトキンス 物理化学(下)(Peter Atkins・Julio de Paula (著)、中野元裕・上田貴洋・奥村光隆・北河康隆(訳)、東京化学同人)(ISBN:9784807909094)
参考書等
/Required Materials
物理化学 : 分子論的アプローチ(D A McQuarrie 、 J D Simon(著)、千原秀昭・江口太郎・齋藤一弥(訳)、東京化学同人)(ISBN:9784807905096)
化学(大島泰郎(監修)、太田博道、 大場茂、 岩村道子、 西山繁(著)、実教出版) (ISBN:9784407024111)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点の定期試験で評価する。60点以上を合格とする。
各到達度目標は、計算問題を中心に出題し達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
講義の進行時期および順序は教科内容の習熟度合いや内容充実などのために変更する場合がある。
不合格の場合は基本的に再履修となるが状況に応じて再試験を行う場合がある。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義内容への質問等は,随時大いに歓迎する.
講義で使用する教科書は,日本および世界中の大学で物理化学の講義に使用されているものであり,巻末には基本事項の解説やデータ集も掲載されている.講義に限らず,末長く自学自習にも活用してもらいたい.
講義時間以外の自己学習時間をしっかり確保することを前提に講義が進行する.ほぼ毎回レポート課題を課す予定であるので、しっかり取り組むこと.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物質変換論、物理化学B、物理化学C、物理化学D
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・適宜、講義内容の理解を深めるために講義内容に関連した演習課題を与える.演習課題も講義の大切な要素である.各自の自己学習により課題に取り組むことが求められる.
・講義時間が限られているため講義時間内に詳解できない箇所については,自己学習を前提に講義が進行する.具体的には自主的に教科書を読み、演習問題などで理解を確認することなどであり、そのための家庭学習時間を確保すること.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし