開講学期/Course Start | 2023年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 5 , 火/Tue 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科物理物質システムコース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 材料科学A(前半8週)/Materials Science A |
単位数/Number of Credits | 1 |
担当教員名/Lecturer | 岸本 弘立 (システム理化学科物理物質システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4095 |
連絡先/Contact | 岸本 弘立(K-511 / 0143-46-5615 / hkishi@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 岸本 弘立(火曜日12:00~13:00) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2023/02/02 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
材料の塑性変形を原子レベルから理解するため、格子欠陥、とくに転位についての基礎を学ぶ。具体的には、転位の構造と運動、転位の応力場とエネルギー、転位間の相互作用、転位と他の格子欠陥との相互作用、材料の強化機構等について学ぶ。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1).金属材料の変形過程に関する現象や用語を理解し、使用することができる。 (2).転位の諸性質について理解し、材料強度の主要因子や破壊機構、高温強度等について転位論に基づいた評価が出来る。 (3).材料の微細組織と転位の運動との関係を理解し材料強化の機構を知るとともに、実用材料への応用例を理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 第1回:単軸荷重下での応力-歪み関係 第2回:理論強度と転位。転位の形状とバーガースベクトル 第3回:すべり面とすべり系。転位の運動と塑性変形の関係 第4回:転位の増殖 第5回:降伏現象と降伏の転位論 第6回:材料の強化機構 第7回:高温での変形機構 第8回:材料の熱処理と微細組織および強度 予習を行ったうえで講義に出席し説明をよく聞くこと、復習すること。不定期に小テストを行う。 各回の学習時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
マテリアル工学シリーズ3 材料強度学 加藤雅治著 朝倉書店(ISBN 9784254236934)(ISBN:9784254236934) |
参考書等 /Required Materials |
金属材料の力学的性質 W.D. キャリスター著 ; 入戸野修監訳 培風館 2002 (ISBN:9784563067137)
材料強度の考え方 木村宏著 アグネ技術センター 2002 (ISBN:9784900041967) 入門転位論 加藤雅治著 裳華房 1999(ISBN:9784785361068) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
レポート及びに小テストにより評価する。小テストおよびレポートの合計で60点以上を合格とする。不合格者には一度だけ再試験(100点満点中60点以上が合格)を実施する。再試験に不合格の場合には再履修すること。 目標1-(1) レポートと小テストにおいて記述問題を課して評価する 目標1-(2) レポートと小テストにおいて記述問題および計算問題を課して評価する 目標1-(3) レポートと小テストにおいて記述問題を課して評価する 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
60%以上の出席が無いと定期試験の受験資格を失う。応力や歪み、結晶構造についての基礎知識を有していること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
必要な履修済科目:「基礎物理A」、「基礎物理B」、「線形代数」、「力学A」、「力学演習」。 今後の関連科目:「応用力学A」、「応用力学B」、「材料科学B」、「材料科学C」、「材料科学D」。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・本授業では特に「力学A」、「力学演習」については十分な復習を行っておくこと。 ・不定期に小テストを課すので、自主学習を行っておくこと。 ・「材料科学B」「応用力学A」「応用力学B」は自主学習を行っておくこと |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・2年前期、2年後期に学んだことを基礎とし、総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |