授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 金/Fri 3 , 金/Fri 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科物理物質システムコース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 量子物質科学C(前半8週)/Quantum Materials Science C
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 桃野 直樹 (システム理化学科物理物質システムコース)
時間割コード/Registration Code J4091
連絡先/Contact 桃野 直樹(教育・研究2号館Q206室(内線5656))
オフィスアワー/Office hours 桃野 直樹(金曜日:16時~18時(この他、月・火・水:12時~13時で在室していればOK))
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2023/09/12
授業のねらい
/Learning Objectives
1.超伝導の基本的な実験事実に関して正確な知識を得ること。
2.電磁気学や量子力学,統計熱力学に基づいて超伝導の基本を理解すること。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.超伝導現象について基本的な実験事実を正確に述べることができる。(知識力)
2.代表的な超伝導現象について現象論に基づき説明できる。(理解力)
3.超伝導の典型的な応用例について定性的な説明ができる。(応用力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間

<超伝導とは?>
第1回 ガイダンス,基本的な超伝導現象と超伝導物質の例

<超伝導の基本的性質>
第2回 熱力学的性質
第3回 電気的性質
第4回 磁気的性質
第5回 第一種超伝導体と第二種超伝導体
第6回 超伝導の現象論

<超伝導の応用例>
第7回 磁気浮上リニアモーターカー
第8回 その他の応用例

関連科目の復習や授業の復習等,自己学習に努めて下さい。
各回の学習時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
特になし
参考書等
/Required Materials
超電導入門 A.C.ローズ-インネス, E.H.ロディリック著 ; 島本進, 安河内昂訳 産業図書 1978 (ISBN:4782810059)
低温・超伝導・高温超伝導 長岡洋介著 ; パリティ編集委員会編 丸善 1995 (ISBN:4621041290)
はじめてナットク!超伝導 : 原理からピン止め効果の応用まで 村上雅人著 講談社 1999(ISBN:4062572656)
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート課題によって評価する。
100点満点中60点以上が合格である。
目標1~3の達成度はレポートによって総合的に評価する。
履修上の注意
/Notices
(1) 80%以上の出席が必要。
(2) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
(3) 不合格者は再履修しなければならない
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物理学C,熱力学,電磁気学A,電磁気学B,量子力学A,量子力学B,統計熱力学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では,小テストを大きな単元毎に実施する(3回程度)。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
本授業ではThink-Pair-Shareによる対話的学修を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
レポート作成では,物理数学,熱力学,電磁気学,統計力学の知識を総合して活用する必要がある。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%