授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 1 , 木/Thu 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 電子物性/Solid State Physics
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 川村 幸裕 (創造工学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code J3097
連絡先/Contact 川村 幸裕(F305, 0143-46-5532, y_kawamura@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 川村 幸裕(月、木 14:35~16:15)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2023/08/02
授業のねらい
/Learning Objectives
本授業では、電子デバイス動作の基礎となる固体内での電子の振る舞いについて学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
次の項目の習得を目標とする。
1. 電子物性に関する基本的用語を理解し、使用する事ができる。
2. 固体内での電子の基本的振る舞いを理解し、説明できる。
3. エネルギーバンド理論を理解し、金属と半導体の違いを説明できる。
4. 半導体の基礎的な性質を理解し、電子デバイスの動作について説明できる。
授業計画
/Course Schedule
総時間数:2単位(45 分)×2時限×15回=22.5時間

1週 結晶の結合力
2週 空間格子とブラベー格子
3週 格子振動
4週 固体の熱的性質・古典的電子伝導モデル
5週 物質の粒子性と波動性
6週 シュレディンガーの波動方程式
7週 井戸型ポテンシャル
8週 金属の自由電子モデル
9週 クローニッヒ・ペニーモデル
10週 結晶内における電子の運動
11週 金属、半導体、絶縁体のバンド構造
12週 真性半導体
13週 不純物半導体
14週 ホール効果
15週 ダイオードとトランジスタ
定期試験

・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
電子物性(松澤剛雄、 高橋清、 斉藤幸喜共著、森北出版 2010)(ISBN:97846277702)
参考書等
/Required Materials
固体物理学入門(Charles Kittel [著] ; 宇野良清 [ほか] 共訳 丸善 2005)(ISBN:9784621076538)
成績評価方法
/Grading Guidelines
(1) 100点満点の60点以上を合格とする。成績は、定期試験(60%)および小テスト(40%)により評価する。
各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1.定期試験・小テストにおいて用語に関する問題を出題し評価する。
目標2~4.定期試験・小テストにおいて論述問題、計算問題などを出題し評価する。
(2) 評価点が30点以上60点未満のものには一度だけ再試験を実施する。ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが受験の条件である。なお,再試験によって合格したものの評価点は60点とする。
(3) 評価点が30点未満のものは再履修すること。
履修上の注意
/Notices
関数電卓を用意すること.試験における使用も認めるが、使用方法は各自が習得すること.  
欠席届があり、かつ、担当教員に申し出た場合は、定期試験の追試験を実施する.
不合格者は再履修とする。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
電磁気学基礎、電磁気学演習、電気電子材料、半導体工学等
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし