開講学期/Course Start | 2023年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 火/Tue 1 , 火/Tue 2 , 火/Tue 3 , 火/Tue 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科機械ロボット工学コース/Department of EngineeringCourse of Robotics and Mechanical Engineering |
対象学年/Year | 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 演習科目 |
授業科目名/Course Title | 機械ロボット工学設計法/Design in Robotics and Mechanical Engineering |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 藤平 祥孝 (創造工学科機械ロボット工学コース) , 花島 直彦 (創造工学科機械ロボット工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3205 |
連絡先/Contact |
藤平 祥孝(教員室:B313,yfuji@muroran-it.ac.jp)
花島 直彦(教員室: B-312,hana@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
藤平 祥孝(火曜(13:00-17:00))
花島 直彦(金曜日8,9時限(ただし,会議などで不在の場合あり).これ以外の時間も在室時は対応可能.) |
実務経験/Work experience |
藤平 祥孝(システム開発事業を扱う企業でのIoT関連のシステム開発経験を有する)
|
更新日/Date of renewal | 2023/02/16 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
与えられた課題を主体的に解決するプロセスを通じて、機械・ロボットシステムの考案、設計、製作を具体的に学習する。同時に、グループワークを通じて協調性、コミュニケーション能力、リーダーシップ力の向上を目指し、さらに成果発表においてプレゼンテーション能力を身につける。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.課題解決のための機械・ロボットシステムの機能や機構を考案することができる。(創造力) 2.機械・ロボット工学の知識を実際の課題解決に応用できる。(応用力) 3.課題解決に自発的、計画的、継続的に取り組むことができる。(主体性) 4.グループワークにおいて協調性やリーダーシップを発揮できる。(コミュニケーション能力) 5.成果発表において、結果を整理し効果的なプレゼンテーションや適切な質疑応答ができる。(プレゼンテーション能力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間(実時間):45時間 第01回:ガイダンス(授業日程、課題、成績評価法、教材等の説明) 第02回:概念設計(ブレインストーミング、試作、DOBOT実習) 第03回:具体設計(ポンチ絵、フローチャート、DOBOT実習) 第04回:詳細設計(システム構成図、計画書、DOBOT実習) 第05回:中間報告(中間報告書のレビュー)、設計の改良 第06回:詳細設計(部品の選定と発注、寸法の決定) 第07回:詳細設計(3Dモデルの作成、工作機械ワークショップ) 第08回:詳細設計(3Dモデルの作成、工作機械ワークショップ) 第09回:実機製作(加工、組立、プログラミング) 第10回:動作確認(動作テスト、問題点の考察、修正) 第11回:動作確認(動作テスト、問題点の考察、修正) 第12回:展示会準備(修正と発表資料準備) 第13回:展示会(実演・ポスター展示、動画配信) 第14回:考察(最終報告書、結果発表、後片付け) 第15回:まとめ(最終報告書、後片付け) ・課題解決に必要な作業、知識の学習、技術の習得を主体的に取り組んでください。 ・提出課題はグループワークで使用しますので必ず準備してください。 ・主体的に取り組んでいるか確認する小テストを実施します。 ・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて2時間必要です。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
特になし。 |
参考書等 /Required Materials |
機械設計の基礎知識 : はじめて設計をする人へ 実際の設計研究会監修 ; 米山猛著 日刊工業新聞社 1993(ISBN:4526032832)
機械設計の考え方と方法 畑村洋太郎編著 ; 実際の設計研究会著 日刊工業新聞社 2014(ISBN:4526073407) 機械設計に必要な知識とモデル 畑村洋太郎編著 ; 実際の設計研究会著 日刊工業新聞社 2017(ISBN:4526076791) 次世代クラウドベース3DCAD Fusion 360操作ガイド : 3Dプリンターのデータ作成にも最適!! 三谷大暁 [ほか] 共著 カットシステム 2022(ISBN:9784877835149) 次世代クラウドベース3DCAD Fusion 360操作ガイド : 3Dプリンターのデータ作成にも最適!! 三谷大暁, 別所智広, 坂元浩二共著 カットシステム 2022(ISBN:9784877835132) ゼロからはじめる簡易自動化 熊谷英樹著 日刊工業新聞社 2017必携「からくり設計」メカニズム定石集 : ゼロからはじめる簡易自動化 熊谷英樹著 日刊工業新聞社 2017(ISBN:9784526077197) 図でわかる簡易自動化の勘どころ 熊谷英樹著 日刊工業新聞社 2020(ISBN:9784526080791) |
教科書・参考書に関する備考 |
教材は主にMoodle等のWEB上に用意しておきます. 「機械設計の基礎知識 : はじめて設計をする人へ」は機械システムの設計の考え方の参考になりますのでおすすめです. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・出席率が4/5に満たない学生は再履修となる。 ・課題を全て提出することが評価の条件である。 ・不合格となった者は再履修すること。 以下のように課題を評価し、100点満点で60点以上を合格とする。 ・中間報告書(思考展開図、ポンチ絵、フローチャート、システム構成図、作業計画書):30点 ・最終報告書(3D図面、プログラム、設計計算、作業計画書、考察とまとめ):30点 ・プレゼンテーション(デモ動画とポスター):20点 ・展示会の結果:10点 ・作業報告:10点 各到達度目標の評価は次のように行う。 目標1.中間報告書により達成度を評価する。 目標2.最終報告書と展示会の結果により達成度を評価する。 目標3.作業報告、最終報告書により達成度を評価する。 目標4.作業計画書、作業報告、最終報告書により達成度を評価する。 目標5.プレゼンテーションにより達成度を評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・受講生は必ず傷害保険に加入し,CREMOの安全講習を受講しておくこと. ・加工・製作時には安全に配慮した服装をすること. ・原則的に必ず出席すること.出席率が4/5に満たない学生は不合格とする. ・やむ終えず欠席した場合は作業を補完できるようにすること. ・授業の変更や緊急時の連絡は授業,掲示板,WEB上で通知をする. ・不合格の場合は再履修すること. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
1人ではできない課題ですので,チームワークが重要です.グループメンバーとコミニケーションをとって「協力」しあいながら「自発的」に取り組むことを特に意識してください. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
科目関連表において,機械ロボット工学実験,機械ロボット工学演習,卒業研究I,II に関連する.その他に,フレッシュマンセミナー,機械工作法実習,機械製図にも関連する. |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
グループで設計,製作,プレゼンテーションを行うためには,必要な技術,知識を個々人が主体的に学習する必要がある.Moodle上にこれらの学習に必要なWEB教材,マニュアル,参考書等の紹介を準備しておくので,自主的にを参照し学習すること. |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
数名でグループを組み、グループ内での役割分担を決め、設計、製作、プレゼンテーションを行う。このようにグループ学習によりグループ内の他者の意見を聞くこと、お互いに討論すること、プレゼンテーションで他のグループのコメントを聞くことなどにより、自己の考えを広げ深めさせる。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
問題解決型(PBL)の学習を行なう上で、与えられた課題に対する設計解を提案するために、様々な知識と技術を総合する必要がある。授業で学んだ知識を融合、活用し、より良い機械・ロボットシステムの実現を目指すことで、深い学習に結びつける。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |