授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2023年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 7 , 月/Mon 8 , 月/Mon 9
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 土質力学Ⅱ/Soil Mechanics Ⅱ
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 木幡 行宏 (創造工学科建築土木工学コース)
時間割コード/Registration Code J3126
連絡先/Contact 木幡 行宏(居室:D303 電話番号:46-5281 E-mail:kohata@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 木幡 行宏(月曜日,火曜日 12:10~12:50)
実務経験/Work experience 木幡 行宏(公益財団法人鉄道総合技術研究所において鉄道構造物等設計標準の作成業務に携わった在職経験を有する)
更新日/Date of renewal 2023/03/14
授業のねらい
/Learning Objectives
土質力学体系の根幹をなす有効応力の概念を理解するとともに、地盤内の応力の算定方法、庄密現象と土のせん断強さに関する基本的な考え方を習得する。さらに、これらの基礎知識がどのように地盤防災や地盤環境問題に適用されるのかを学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.有効応力の概念を理解し、土中の鉛直有効応力と静水圧を算出することができる。
2.地盤内の応力分布を理解し、半無限弾性地盤上の分布荷重による地盤内応力を算出できる。
3.テルツァギーの一次元圧密理論を理解し、圧密方程式を誘導できる。
4.粘土地盤の最終圧密沈下量の算定と圧密過程における沈下量の経時変化を説明できる。
5.モールの応力円を理解し、土のせん断強さを説明できる。
授業計画
/Course Schedule
【総時間数 22.5時間】
第1回:シラバスの説明/地盤内の応力(全応力と有効応力、自重による鉛直応力の算定)
第2回:地盤内の応力(地盤内有効力の算定)
第3回:地盤内の応力(載荷重による地盤内応力)
第4回:地盤内の応力(浸透流と地盤内有効応力)
第5回:土の圧縮性と圧密(土の圧縮性と飽和粘土の圧密)
第6回:土の圧縮性と圧密(テルツァギーの一次元圧密理論と圧密方程式の誘導と解)
第7回:土の圧縮性と圧密(圧密試験と圧密諸数値の決定)
第8回:土の圧縮性と圧密(圧密沈下量と圧密沈下の経時変化の予測)
第9回:土の圧縮性と圧密(圧密促進工法)
第10回:土のせん断特性(土の変形とせん断強さ、地盤内応力の表示方法)
第11回:土のせん断特性(モールの応力円、土の破壊基準)
第12回:土のせん断特性(土のせん断強さの評価方法-排水条件、非排水せん断強さ、強度増加率-)
第13回:土のせん断特性(土のせん断強さの評価方法-一軸圧縮試験-)
第14回:土のせん断特性(砂質土のせん断特性)
第15回:土のせん断特性(粘性土のせん断特性、ダイレイタンシー、間隙圧係数)
定期試験
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
教科書:土質力学入門(三田地利之著、森北出版)
参考書等
/Required Materials
土質力学(足立格一郎著、共立出版)
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート・定期試験を総合して評価し、60点以上を合格とする。
各到達目標の評価方法は次のように行う。
目標1.~目標5.については、授業中に課される演習、レポート、定期試験において、計算問題、論述問題を出題し、達成度を評価する。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
60点に満たない場合には再試験を実施する。再試験に不合格の場合およびレポートを未提出の場合には再履修とする。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
土木工学トラックの学習教育目標との関係
〇(C)将来能力
◎(D)土木専門基礎
〇(E)実験実習
〇(F)環境・防災
関連科目
/Related course
この科目は、土質力学Ⅰを履修していることが望ましい。また、関連科目として,土木実験が並行して開講されている。3年生後期以降の科目として,応用土質力学,防災地盤工学に関連している。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
事前学習として、上記シラバスを参考に予習をしてから講義に参加すること。特に各項目の演習については、講義内に配布する課題を実施する。そのほか、教科書の各章末の演習問題について、講義内では時間が取れないことから、自主的に学習をしておくこと。
事後学習として、小テストをほぼ毎回実施するので、その内容を含めて講義の復習をすること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%