開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 5 , 木/Thu 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教職課程 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | (教職)教育心理学/Educational Psychology |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 前田 潤 (学部) |
時間割コード/Registration Code | F1959 |
連絡先/Contact | 前田 潤(前田潤:maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 前田 潤(前田潤:(水)13:00−14:00) |
実務経験/Work experience | 前田 潤(医療、教育機関で精神疾患、その他身体疾患患者、小中高生、保護者教員への心理学的専門知識・技能の提供を行う経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2022/09/07 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
児童、生徒がより豊かな人生を自ら作り上げていくことを支援するのが学校教育の目的であろう。そのために、教師は如何に生徒に寄与することができるか。生涯発達の観点から幼児、児童、生徒の発達段階の特徴を捉え、学習や動機づけ、対人現象の基礎的知見を踏まえ、受講生が主体的かつ積極的に考えていける授業としたい。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
今日の学校教育現場や関連する領域において発生する様々な事象を、教育にかかわる人間事象として理解、検討し、課題解決ができるようになることを目標とする。①児童生徒の心身の発達過程とその要因と代表的理論、発達時期の特徴を踏まえた教育の意義を理解する。②学習に関わる基礎的知識を身につける。③主体的学習を支える教育的働きかけや指導を教育現場で行い、役立てられるか考えることができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
第1回:ガイダンス(講義の進め方とねらいの説明、教育心理学概説) 第2回:児童生徒を生涯発達の観点から捉える(成長と発達、遺伝と環境、発達段階) 第3回:こどもの心理的発達1(幼児から児童) 第4回:こどもの心理的発達2(思春期から青年期、その後) 第5回:学習形態の理解と働きかけ1(古典的条件付け、道具的条件付け) 第6回:学習形態の理解と働きかけ2(報酬と罰、学習性無力症) 第7回:やる気を引き出す(内発的動機付け、外発的動機付け) 第8回:対人現象の理解(転移と逆転移、ハロー効果、ピグマリオン効果) 第9回:成長と学習を支える人間関係の基礎(ナルシシズム欲求、助ける証人、アリス・ミラーから) 第10回:不適応行動の実際と教師と教育環境の役割(孤立しない教師、チーム、協力) 第11回:個性と学力、そして評価 第12回:実際の場面から考える1(苦手の克服のために効果的な働きかけとは?) 第13回:実際の場面から考える2(問題行動の修正のために効果的な働きかけとは?) 第14回:実際場面から考える3(保護者への効果的働きかけとは?) 第15回:実際の場面から考える4(集団としての学級の生徒への効果的働きかけとは?) 学修時間は前後合わせて4時間を必要とします。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
特にないが、資料は適宜配布する。 |
参考書等 /Required Materials |
新しい教育心理学(岡村浩志他編著、福村出版)教育心理学の展開(肥田野 直編著、北樹出版) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
試験(60%) 毎回の小レポート(20%) レポート(20%) 60点以上を合格とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
本講義は参加型講義で、学生同士の話し合いの時間をもち、意見交換を行って進めますので、積極的な参加を求めます。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本講義は教職の必修科目です。教員免許取得のための講義であることを前提に、進めていきますので、履修するみなさんも、教員だったら?と考えながら講義に参加してみてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
教職科目 |
関連科目 /Related course |
こころの科学、現代心理学、特別支援教育論、メンタルヘルス論 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回小レポートの作成を行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
全ての講義で、学生同士の意見交換を行い、発表を行う。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
小レポート、学生同士の意見交換では、あらゆる知識と経験を総動員して取り組むこととなる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |