開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 3 , 月/Mon 4 , 火/Tue 3 , 火/Tue 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科化学生物システムコース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 有機化学D(後半8週)(週2回開講)/Organic Chemistry D |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 庭山 聡美 (システム理化学科化学生物システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4118 |
連絡先/Contact |
庭山 聡美(Office: U105 Tel: 0143-46-5746 E-mail: niwayama@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
庭山 聡美(水曜日 12:00-13:00 (Wednesdays 12:00-13:00)) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
有機化学AおよびBで習得した知識を土台にして、有機化合物の構造とその反応の基礎の理解を深める。特にカルボニル化合物の性質と反応について反応機構を中心に習得し、生物現象の有機化学的側面からの理解へと発展させる。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. カルボニル化合物の一般的性質を理解する(理解力)。(10%) 2.アルデヒドとケトンの性質と化学反応について理解する(理解力)。(30%) 3.カルボン酸およびその誘導体の性質や合成法および反応性について理解する(理解力)。(30%) 4.カルボニル化合物のα置換反応や縮合反応について理解する(理解力)。(30%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第1回:イントロダクション、カルボニル化合物の一般的な反応 第2回:アルデヒドとケトン:求核付加反応(その1:命名法等)(第19章) 第3回:アルデヒドとケトン:求核付加反応(その2:水等との反応)(第19章) 第4回:アルデヒドとケトン:求核付加反応(その3:Grignard試薬等との反応)(第19章) 第5回:アルデヒドとケトン:求核付加反応 (その4:Wittig試薬等との反応)(第19章) 第6回:カルボン酸とニトリル(その1:命名法等)(第20章) 第7回:カルボン酸とニトリル(その2:合成と反応等)(第20章) 第8回:カルボン酸誘導体と求核アシル置換(その1;命名法等)(第21章) 第9回:カルボン酸誘導体と求核アシル置換(その2;酸ハロゲン化物等)(第21章) 第10回: カルボン酸誘導体と求核アシル置換(その3;エステル等)(第21章) 第11回:カルボニルα置換反応 (その1;互変異性とα置換)(第22章) 第12回: カルボニルα置換反応 (その2;α置換反応各論)(第22章) 第13回: カルボニル縮合反応 (その1;アルドール反応等) (第23章) 第14回: カルボニル縮合反応 (その2;他の各種縮合反応) (第23章) 第15回:カルボニルの化学のまとめ 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間程度必要です。 定期試験 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
「マクマリー有機化学(中)第9版」 JOHN McMURRY著(伊東 椒、児玉三明、荻野敏夫、深沢義正、通 元夫 訳)(ISBN:9784807908103) |
参考書等 /Required Materials |
マクマリー 有機化学問題の解き方(第9版)英語版(ISBN:9784807908066)
マクマリー「有機化学」(上)第9版、東京化学同人(ISBN:9784807908097) マクマリー「有機化学」(下)第9版、東京化学同人(ISBN:9784810000000) |
教科書・参考書に関する備考 | 演習問題は解答を見る前にまず必ず自分で解いてみてから自主的に採点すること。このうちのいくつかは試験や小テストに出題される。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中で60点以上を合格とする。 100点満点で中間試験30点、小テスト10点、定期試験60点の割合で評価する。カンニング、出欠のごまかし等を含め不正行為が見つかった場合は不正の度合いによりペナルティーが与えられるが停学、退学や学期の総合点が0点にもなりうる。 目標1:試験、小テストでカルボニル化合物の性質について、知識を問う問題を出題し,達成度を評価する. 目標2:試験、小テストでアルデヒドとケトンの反応についての問題を出題し,達成度を評価する. 目標3:試験、小テストでカルボン酸およびその誘導体の反応についての問題を出題し,達成度を評価する. 目標4:試験、小テストでα置換反応や縮合反応についての問題を出題し,達成度を評価する. 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
再試験は行わないので、不合格者は再履修すること。 既習の有機化学A、有機化学B、有機化学Cの基礎的事項を理解していないと本科目の習得は困難であるので、よく復習し、理解しておくこと。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
いくつかの教材は英語であるのでこの機会にぜひ英語にも慣れてほしい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
有機化学A、有機化学B、有機化学C、有機合成化学、有機構造解析、有機化学実験、有機化学演習 |
備考 /Notes |
Moodleにログインし“有機化学D”をクリックして履修登録を行っておくこと。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
常に授業内容の予習・復習を心がけること。本授業では一週おき程度の頻度で小テストを行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
適宜演習問題をMoodleにアップロードする予定であるので自主的に取り組んでおくこと |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |