授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 1 , 月/Mon 2 , 月/Mon 3 , 月/Mon 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科化学生物システムコース
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 有機化学B(後半8週)/Organic Chemistry B
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 上井 幸司 (システム理化学科化学生物システムコース)
時間割コード/Registration Code J4060
連絡先/Contact 上井 幸司(居室:H-212
Phone: 0143-46-5775
e-mail: uwai(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 上井 幸司(月・水曜日 16:00~18:00
(その他の時間で在室のときはいつでも対応します)
)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/09/06
授業のねらい
/Learning Objectives
生物物質化学および有機化学Aで修得した有機化学の基本的な知識とルールと反応の仕組みを踏まえ、それらの知識を確認しながらハロゲン化アルキルと共役化合物、ベンゼン環の化学へと発展させる。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1。ハロゲン化アルキルの基本的な構造、性質を説明できる。(10%)
2。ハロゲン化アルキルの化学反応の速度論、立体化学、試薬の性質、反応条件を説明できる。(20%)
3。共役化合物の構造と反応性について説明できる。(20%)
4。共役化合物と紫外可視吸収スペクトルについて説明できる。(10%)
5。ベンゼンと芳香属性について説明できる(10%)
6。芳香族の求電子置換反応、求電子置換反応、酸化還元反応を説明できる。(20%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間

第1回:イントロダクション、有機ハロゲン化物の性質(第10章)
第2回:有機ハロゲン化物の反応(第10章)
第3回:ハロゲン化アルキルの反応:求核置換と脱離反応総論(第11章)
第4回:ハロゲン化アルキルの反応:求核置換反応(第11章)
第5回:ハロゲン化アルキルの反応:脱離反応(第11章)
第6回:求核置換反応と脱離反応を決める因子(第11章)
第7回:共役化合物の性質:分子軌道法(第14章)
第8回:共役化合物の反応(第14章)
第9回:共役化合物の紫外可視吸収スペクトル(第14章)
第10回:芳香属性とHuckel則(第15章)
第11回:芳香族求電子置換反応(第16章)
第12回:芳香族のFriedel-Craftsアルキル化反応(第16章)
第13回:芳香族のFriedel-Craftsアシル化反応(第16章)
第14回:芳香族求核置換反応、酸化還元反応(第16章)
第15回:まとめ

定期試験は,15週の講義の後行う.

*講義中に小テストを行う。
繰り返し演習が大事であるので、宿題を科す。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
マクマリー有機化学(上)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909126)
マクマリー有機化学(中)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909134)
HGS分子模型C型セット(丸善出版(著)、丸善出版)(ISBN:4621301284)
参考書等
/Required Materials
マクマリー有機化学(下)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909142)
有機反応機構の書き方 : 基礎から有機金属反応まで(Robert B。Grossman [著] ; 奥山格訳、丸善出版 2010)(ISBN:4621081985)
教科書・参考書に関する備考 「有機反応機構の書き方」は反応機構を勉強するために,解説が丁寧なので自習には向いている良書.
成績評価方法
/Grading Guidelines
成績評価方法 定期試験で100点満点中60点以上を合格とする。(100%)
再試験は行わない。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
不合格者は再履修となる。
既習の「有機化学A」での基礎的事項を理解していないと、本科目を習得することは困難であるので、よく復習し、理解しておくこと。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
本科目は範囲が広いので,普段からコツコツと学習を進めることをお勧めします.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
生物物質化学、有機化学A、有機化学C、有機化学D、有機合成化学、有機構造解析学、有機化学演習、有機化学実験
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎時間,その日あるいは前回の講義内容を踏まえた小テストを行う.他の科目で既出の内容は振り返り箇所の説明と必要事項の指示をする.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
関連科目の内容を本科目内容で説明する.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満