授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 1 , 木/Thu 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科物理物質システムコース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 光物理工学B(前半8週)/Optical Physics B
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 矢野 隆治 (システム理化学科物理物質システムコース)
時間割コード/Registration Code J4094
連絡先/Contact 矢野 隆治(6号棟 K202  電話:5613
メール:ryie1(@)mmm.muroran-it.ac.jp (@)を@にかえる)
オフィスアワー/Office hours 矢野 隆治(火曜日 16:00~17:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/08/24
授業のねらい
/Learning Objectives
レーザーは工学のあらゆる分野で使われており、次々と新しい応用分野が開発されつつある。本講義科目では、レーザーの基本となる誘導吸収、誘導放出について、半古典論の立場から式の導出を行い、現象の理解をする。また、レーザー発振に関する基礎事項を学ぶ。光学現象の半古典的取り扱い扱いの基礎になっている、 密度行列の扱いを学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.誘導放出と誘導吸収を理解する.(知識力)
2.レーザー発振の原理を理解する.(理解力)
3.誘導放出・誘導吸収の係数の導出を通じて、摂動論計算ができるようになる。
 (計算力)
4.電磁波の物質伝播に関する方程式の理解とその解法の基本
  (理解量・計算力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間
この授業は主に日本語で行う
  Japanese language is mainly used for this lecture.

第1回:シラバスの説明 吸収と放出のEinstein係数
第2回:プランクの熱輻射式
第3回:マクスウェル方程式の復習
第4回:古典力学のラグランジアン、ハミルトニアン
第5回:摂動計算(2準位系の取り扱い)
第6回:摂動計算(誘導放出と誘導吸収の係数の導出)
第7回:電気感受率、 密度行列の扱い-1
第8回:密度行列の扱い-2 定期試験

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です

コロナ感染拡大に鑑み、Zoomでの講義の予定です。
なお、新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、
授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
Moodleで公開予定です
参考書等
/Required Materials
A.Yariv著  「光エレクトロニクスの基礎」丸善
G. R. Fowler, Introduction to Modern Optics 
松岡正浩 量子光学 裳華房
教科書・参考書に関する備考 Moodleに、PDFファイルを上げます
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験の成績で評価し,100点満点の60点以上を合格とする。
到達度目標1~3を達成できているか判断できるような設問を出題し、全体的に評価する

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、
成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
再試験は行わない.不合格者は再履修すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
電磁気学AおよびB、量子力学AおよびB、統計力学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
なし
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年前期、後期および3年前期に学習した事柄(とくに、電磁気A,B)および量子力学AおよびBを基礎とし、レーザーに対して深く理解する
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満