開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 7 , 金/Fri 8 , 金/Fri 9 , 金/Fri 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科物理物質システムコース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実験科目 |
授業科目名/Course Title | 物理物質学実験A/Experiments of Physics and Materials Sciences A |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 磯田 広史 (システム理化学科物理物質システムコース) , 中里 直史 (システム理化学科物理物質システムコース) , 本藤 克啓 (システム理化学科物理物質システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4076 |
連絡先/Contact |
磯田 広史( K307/ 0143-46-5619 / isoda@mmm.muroran-it.ac.jp )
中里 直史(K502 / 0143-46-5660 / nakazato@mmm.muroran-it.ac.jp) 本藤 克啓(K407 / 0143-46-5632 / khondou@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
磯田 広史(木曜日 13:00~14:30)
中里 直史(水曜日 9:00~12:00) 本藤 克啓(平日12:00 - 12:50) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
この授業のねらいは、物理学、応用物理学,物質科学の研究を行う際に共通して必要となる基礎知識、汎用的な測定装置の使用方法、情報処理能力を実験を通して学習することです。 また、実験を通じ、「物質にある作用を与えたときの応答を観察することにより、その背後にある自然法則を読み解く」という自然科学の基本的な態度を習得することを目的とします。この科目を通して,様々な物理現象の本質を把握する探究力を養います。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
実験を通して以下の態度を身につけ、知識力、問題解決能力、表現力、コミュニケーション能力、チームワーク力を養うことを目標とします。 (1)各実験テーマに関する内容・物理現象を理解する。 (2)測定装置の動作や原理を理解し、正しく操作することができる。 (3)得られた測定データをコンピュータを用いて適切に処理・解析し、グラフや表等に整理し、考察することができる。 (4)関連情報を検索し、実験内容をレポートにまとめ、正確に伝えることができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:45時間 第1回:実験ガイダンス(単位、誤差、実験データの統計的処理教育)、安全教育 第2回:電子回路工作実習 第3 - 14回:以下に挙げる分野に関する実験から複数のテーマを選択し、班ごとにローテンションを組んで実験を行う。 ・過渡現象 ・共振現象 ・レンズの基礎特性 ・発光素子の特性 ・トランジスタの特性 ・ホール効果 ・X線回折実験 ・泡筏モデル ・材料試験 第15回:レポート指導日(追実験予備日) 各回の学習時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
物理物質システムコース実験担当教員が作成したテキストを使用します。 |
参考書等 /Required Materials |
物理学(小出昭一郎著、裳華房)
物理化学で用いられる量・単位・記号(J.G.Frey, H.L.Strauss著、産業技術総合研究所計量標準総合センター訳、講談社) |
教科書・参考書に関する備考 | 上記の参考書の他に、これまでに講義で使用した教科書・参考書を適宜参照してください。図書館にも参考となる図書や便覧、Handbook類が揃っています。実験テキストに参考文献を記載しているテーマもあるので、実験および実験レポートを書く際には参考にしてください。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
全ての実験テーマを実習し、レポートを提出した者を評価対象とする。 レポート80%、受講態度20%の割合で評価し、100点満点のうち60点以上を合格とする。 知識力、問題解決能力、表現力、コミュニケーション能力、チームワーク力等の能力の評価は、提出されたレポートおよび受講態度で評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
全てのテーマについて実験を行い、レポートを提出してください。 レポートの提出期限を守ってください。 実験時には、実験ノート、方眼紙、関数電卓を用意してください。 病気、怪我、忌引などで実験を欠席した者に対しては補充実験を実施します。診断書や会葬御礼など、欠席理由を証明する書類を用意し学務課に提出するとともに、実験担当教員にも連絡をしてください。 不合格者は再履修をしてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
基礎物理実験,物理物質学実験B、卒業研究 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
事前に実験テキストで自己学習し、実験ノートに[1]実験目的、[2]実験原理、[3]実験手順をまとめて、実験手順を把握した上で実験に臨む。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
2名~4名程度のグループで実験を行います。グループ内で協働して実験やレポートに取り組む。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
学生実験の目的の1つとして、これまで紙の上や黒板, 頭の中で行ってきた思考実験を、本物の実験装置を用い自らの手を動かして実際に行うことにより様々な物理概念に対する理解を深める。実験テキストだけではなく、基本となる教科書に立ち返って自己学習する。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |