開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 3 , 月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科 |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 振動・波動論(Aクラス)/Vibration and Wave |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 髙野 英明 (システム理化学科物理物質システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4016 |
連絡先/Contact |
髙野 英明(居室:Q205室(教育・研究2号館Q棟2階) Tel.:0143-46-5617 e-mail:takano@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 髙野 英明(月曜日16:00-18:00) |
実務経験/Work experience | 髙野 英明(放射線取扱主任者) |
更新日/Date of renewal | 2022/03/02 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
一定の状態で同一の状態を繰り返す現象を振動といい、この振動状態が時間とともに物質や空間中を伝わる現象を波動という。我々の身の回りや自然界に見られる振動や波動を起こす原因は多様であるが、数学的には同じ形式で表されているものが多い。振動や波動の数学的表現を学び、その意味を理解することを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 異なる系で見られる単振動が共通の数学的表現で表されることを理解する。(15%) 2. 単振動のもつ基本的な性質を数式で表し、理解することができる。(10%) 3. 単振動や減衰振動の運動方程式を解き、物理的に意味のある解を導くことができる。(40%) 4. 強制振動と共鳴の基本的な性質が理解できる。(5%) 5. 波動方程式を用いて波の性質、特に重ね合わせの原理とその解の性質が理解できる。(10%) 6. 波の固定端および自由端での反射を図を用いて説明できる。(10%) 7. 正弦波の基本的な性質を説明できる。(10%) 8. 解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。 |
授業計画 /Course Schedule |
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法を変更する可能性があります。 総授業時間数(実時間):22.5時間 第1回:ガイダンス(授業の進め方と成績評価方法等の説明)、数学的な準備1(角度(度数法と弧度法),三角比と三角関数) 第2回:数学的な準備2(複素数と複素平面,オイラー関係式) 第3回:数学的な準備3(微分と積分,偏微分) 第4回:簡単な微分方程式,回転座標系の速度と加速度 第5回:単振動(運動方程式の解法、周期とエネルギー) 第6回:単振動のエネルギー保存則,単振動の合成とうなり 第7回:フーリエ級数 第8回:減衰振動(運動方程式の解法),臨界減衰,過減衰 第9回:強制振動と共鳴,連結振動 第10回:振動部分のまとめ 第11回:波と波動方程式(用語の定義、波の基本的な性質、波動方程式の導出) 第12回:波の反射(固定端と自由端) 第13回:正弦波とその合成,平面波と球面波 第14回:波の干渉と定常波,群速度,電磁波の波動方程式 第15回:平面波の複素数表示,波動部分のまとめ(「学生による授業評価」を含む) 定期試験 この科目では,Moodleで提供する各種教材による予習,復習などの自己学習を必要とします。 各回の学習時間の目安は事前・事後合わせて4時間必要です。 |
教科書 /Required Text |
物理学 三訂版(小出昭一郎著、裳華房)(ISBN:9784785320744) |
参考書等 /Required Materials |
振動・波動(小杉正男著、裳華房)(ISBN:9784785320881)
振動・波動演習(有山正孝編、裳華房)(ISBN:9784785321291) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法を変更する可能性があります。 ・定期試験及び小テストまたはレポートで評価し、100点満点で60点以上を合格とする。 ・目標1~7の達成度評価は、定期試験及び小テストまたはレポートで出題される問題によって行う。 ・目標8は努力目標とし、成績評価には含めない。 ・不合格者に対する再試験は実施しない。 |
履修上の注意 /Notices |
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法、成績評価方法、履修上の注意を変更する可能性がある。 ・この科目では授業の出席(含 遠隔(オンライン)講義)を必要とする。 ・この科目では授業の出席を必要とする。 ・授業に関する連絡は,授業中で行うとともに,必要に応じてMoodleにも掲載する。 ・不合格者は次年度以降に、再履修すること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
物理学A、物理学B、物理学C、物理数学(物理物質システムコース科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
moodleに掲載の授業ビデオにより,事前学習および振り返りを行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
物理学A,B,Cや微分積分,解析などの知識を総合した学習を必要とする。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |