授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 5 , 月/Mon 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 通信網工学/Communication Network Engineering
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 辻 寧英 (創造工学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code J3189
連絡先/Contact 辻 寧英(F204, 0143-46-5508, y-tsuji@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 辻 寧英(火曜日9,10時限、金曜日9,10時限)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/09/16
授業のねらい
/Learning Objectives
現代の情報化社会においては様々なものが通信ネットワークに接続され、いつでもどこでも誰とでも世界中と情報の送受信ができるようになってきている。本講義ではそのために重要となる通信網の基礎知識を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
次の事項を理解して説明できる。
1. 通信技術の基礎知識(回線交換・パケット交換技術) (30%)
2. トラヒック理論 (20%)
3. 待ち行列理論 (30%)
4. システム信頼性理論 (20%)  
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間(90分×15回)

第1回:ガイダンスと情報ネットワークの歴史
第2回:回線交換技術(回線交換ネットワーク、電話交換器)
第3回:回線交換技術(空間分割スイッチ、時分割スイッチ)
第4回:パケット交換技術(IPネットワーク)
第5回:パケット交換技術(IP電話、高速ルータの構成)
第6回:トラヒック理論(呼と呼量、呼の生起と終了)
第7回:トラヒック理論(トラヒックモデルの定義、M/M/s/s)
第8回:トラヒック理論(アーランの損失表)、中間試験
第9回:待ち行列理論(リトルの公式、M/M/1/∞)
第10回:待ち行列理論(M/M/s/K、形態比較)
第11回:待ち行列理論(M/G/1、優先権付き待ち行列システム)
第12回:システム信頼性理論(信頼度と故障率、信頼度の尺度)
第13回:システム信頼性理論(直列系と並列系、通信網の信頼性)
第14回:光パケット交換技術(光ファイバ通信システムの基本構成)
第15回:光パケット交換技術(光ファイバ通信技術の進展)
定期試験
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。

・教科書の該当部分(授業時間内に指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。
・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
わかりやすい情報交換工学(村上泰司著、森北出版 2009)(ISBN:9784627784710)
参考書等
/Required Materials
情報ネットワーク工学(池田博昌、 山本幹共著、オーム社 2009)(ISBN:9784274206283)
情報通信ネットワーク入門(加島宜雄著、森北出版 2004)(ISBN:4627782012)
情報通信ネットワーク(酒井善則、 植松友彦共著、昭晃堂 1999)(ISBN:4785690577)
成績評価方法
/Grading Guidelines
中間試験(40%)、定期試験(60%)で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。原則として再試験は行わない。各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1. 中間試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
目標2. 中間試験、定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
目標3. 定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
目標4. 定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
定期試験を受けるには70%以上の出席を要する。
不合格者は、再履修すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
電子回路I、電子回路II、通信工学、無線伝送工学、伝送回路工学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。
毎回、講義内容に関連した課題を課す。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
3年前期までに学んだことを基礎とし、総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%