開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 7 , 水/Wed 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科電気電子工学コース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 無線伝送工学/Antenna Engineering |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 長谷川 弘治 (創造工学科電気電子工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3187 |
連絡先/Contact |
長谷川 弘治(教員室:7号館4階 Y403 連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください. 電子メール:本人かどうか確認できないので,使用しないでください.Moodleの会話を利用してください. なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します. khasegaw@大学共通アドレス ) |
オフィスアワー/Office hours |
長谷川 弘治(Moodle のお知らせに記載しています. 情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,http://www.muroranit.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.htmlを参照して下さい. ) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2022/09/06 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
アンテナ工学の基礎理論を習得する |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
以下の事項を説明できる。 1.電磁波と伝送線路の基礎知識(30%) 2.アンテナの諸特性(50%) 3.電波伝搬(20%) |
授業計画 /Course Schedule |
22.5時間(15週×1.5時間) 1週 シラバスの説明,電磁波概論,計算法の復習(複素表示,外積),Maxwellの方程式(復習課題1) 2週 電磁波の基礎1(平面波,波数ベクトル,電力)(復習課題2) 3週 電磁波の基礎2(偏波,境界条件と等価定理(復習課題3) 4週 微小電気ダイポールからの放射(復習課題4) 5週 伝送方程式と給電線路(復習課題5) 6週 問題演習1 7週 反射係数,VSWR,整合,スミスチャート(復習課題6) 8週 基本的なアンテナ,放射ベクトル,指向性,アンテナ利得(復習課題7) 9週 入力インピーダンス,放射電界強度,実効長 (復習課題8) 10週 問題演習2 11週 アンテナの等価回路,実効面積,開口効率(復習課題9) 12週 フリスの伝達公式,アンテナの不整合損, 各種線状アンテナ(復習課題10) 13週 開口アンテナ, アレーアンテナ 14週 電波伝搬(概要,平面大地) 15週 電波伝搬(大気中の伝搬), 後半のまとめ 講義を受講後,必ず教科書の該当部分を読んで,講義内容を確認してください. 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です. 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります. |
教科書 /Required Text |
伊藤,岩﨑,岡田,長谷川著,理工学入門講座 基礎からの電磁波工学,日新出版(ISBN:9784817302335) |
参考書等 /Required Materials |
安達三郎、佐藤太一著、電波工学、森北出版(ISBN:9784627706415)
徳丸仁,基礎電磁波,森北出版(ISBN:4627781601) 鹿子嶋憲一著、光・電磁波工学、コロナ社(ISBN:9784340000000) 小柴正則著,波動解析基礎,コロナ社(ISBN:4339018279) |
教科書・参考書に関する備考 |
安達先生の本は,教科書と同レベルか少し簡単な記述になっています. 徳丸先生の本は,より深く学びたい方が読むべき本です. 鹿子嶋先生の本は,図等を用いて理解しやすいように工夫してあります. 小柴先生の本は,電磁波を学ぶ方の必読書です. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする.定期試験(100%)で評価する. 全達成度目標は,定期試験において、計算問題を出題し、達成度を評価する. 再試験は, 条件1)定期試験の点数が45点以上60点未満の不合格者で, 条件2)締切までに再試験受験用課題を提出した者 を対象に,成績確認期間後の3月下旬に1回のみ行う. 再試験は100点満点中60点以上が合格であり,評点は60点,評語は可とする. 不合格者は,再履修となる. 成績は,CampusSure for Webで確認してください.個別の問い合わせには,回答しません. 定期試験の答案は,成績確認期間のみ開示します.再試験答案は,別途指定する期間(4月上旬)の昼休みのみ開示します. 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
1.出欠について 定期試験を受験するためには,対面授業では12回以上,遠隔授業では11回以上の出席が必要です. 対面授業の場合:カードリーダを使用します.講義開始前の入室時,学生証をカードリーダにかざして,出席情報を読込ませてください.学生証を忘れた場合は,欠席となります.申告しても,出席に変更はしません. 遠隔授業の場合:Moodleの出欠欄に記入してください.回線の不具合等により接続できない,入力できないことがありますが,出席回数を11回以上と減らしてありますので,連絡しても出席に変更することはありません.登録しないと欠席となります. 2.各自moodleに登録してください. 3. 質問は, 講義時間中かオフィスアワー,あるいはMoodleの質問欄でしてください. 電子メールは,記録が残らないし他の学生と内容を共有できないので,使用しないこと.(これを徹底するために,電子メールには回答しません.) 4. 授業計画に変更がある場合は、講義中に連絡するとともにMoodleに書き込みます. (掲示板への掲示はしません) 5.再試験は,評点が45点以上60点未満の履修登録者を対象に1回のみ3月下旬に実施します. 6.不合格者は, 再履修となります. 7. 授業計画にあるように単位取得には、授業時間以外に60時間以上の学習が必要です。試験問題は、授業時間を含めて80時間以上勉強していることを前提に、出題します。(例えば、復習課題が確実に解ける、授業中に練習を指示した部分はスラスラ計算できることを前提とします) 8. 定期試験の出題に関する周知事項は講義中に説明します.試験に関わる質問(出題範囲や形式など)は,講義中にしてください. 9. 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
無線伝送工学では,平面波,アンテナなどについて,電磁気学を基に,電磁波伝搬やアンテナの回路動作を考えます.この科目を履修することで,電磁気学の知識を整理するとともに,より深く電磁気学を理解することができます.また,陸一(無線技術士)の資格取得に役立ちます. 記憶すべき式は,講義中に指定します.また,注意点を述べますので,自分で,毎回の復習時に,まとめるようにしてください.試験前に公式を暗記しても,問題は解けません.復習時には,積極的に課題に取り組んで,公式の定義ならびに運用方法への理解を深めてください. なお,内容を理解するためには,自分で紙に物理現象のモデルを描き,数式で議論をする練習が必須です. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学習・教育目標の(B)に付随的に関与する |
関連科目 /Related course |
電磁気学基礎、電磁気学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義を受講後、必ず教科書の該当部分を読んで、講義内容を確認すること。復習課題は、必ず取組むこと。演習問題は、講義中に扱えなかった発展的問題を含み、定期試験と同程度の難易度であるから、必ず取組むこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
2年次んみ学んだ電磁気学ならびに電気回路の知識を適用して、解析モデルを構築し、アンテナ特性等の理論式を導出する。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |