授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 5 , 月/Mon 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 制御工学(電気電子)/Control Engineering
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 青栁 学 (創造工学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code J3179
連絡先/Contact 青栁 学(居室 E305-1 Email:  maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp) )
オフィスアワー/Office hours 青栁 学(情報電子工学系学科電気電子系コース掲示板のオフィスアワー一覧,または,
http://www.muroran-it.ac.jp/ie/elec/electronics/elec/undergraduate/officehour.html
を参照して下さい。 )
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/03/03
授業のねらい
/Learning Objectives
古典制御理論に基づく伝達関数、ブロック線図、およびボード線図による系の記述方法、周波数応答や安定性、さらにフィードバック制御系の制御器の設計について、例題を通して修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1 .制御したい具体的な系が与えられたとき、適切に未知変数を設定し微分方程式を構成し、系を記述することができる。(30%)
2 .与えられた系を、伝達関数・ブロック線図・ボード線図などで記述・モデル化し、系の性質を多面的に捕らえることができる。(30%)
3 .モデル化した系の周波数応答や安定性など、系のふるまいを判定することができる。(20%)
4.制御器の設計ができる。(20%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);22.5時間

第1回:制御工学概要(制御系の構成、ラプラス変換、ラプラス逆変換)
第2回:システムと伝達関数(1)
    ラプラス変換による微分方程式の解法、伝達関数
第3回:システムと伝達関数(2)
    制御要素の伝達関数、電気系と機械系のアナロジ
第4回:ブロック線図と等価変換
第5回:システムの時間応答(1)
    1次遅れ系の過渡特性と定常特性、最終値定理
第6回:システムの時間応答(2)
    2次遅れ系、高次系の過渡特性と定常特性
第7回:中間試験
第8回:システムの周波数応答(1)周波数伝達関数、ベクトル線図
第9回:システムの周波数応答(2)ボード線図
第10回:システムの安定判別(1)
     図的解法(ナイキスト線図、ボード線図)
第11回:システムの安定判別(2) 特性方程式、係数判別法
第12回:フィードバック系制御系の設計(1)
     設計手順、構成、閉ループ定常特性
第13回:フィードバック系制御系の設計(2)
     閉ループ過渡特性
第14回:フィードバック系制御系の設計(3)
     PID制御器、位相補償器
第15回:制御演習(復習)
(16回:定期試験)
●理解度を確認するため毎回課題を出します。指定された方法で提出すること。
  課題には自己予習が必要な内容を含むため,自己学習をしっかり行うこと。

●各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。

●新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
基礎と実践 制御工学入門(横山 修一・小野垣 仁・濱根 洋人 著、コロナ社)(ISBN:9784339031997)
参考書等
/Required Materials
制御基礎理論[古典から現代まで](中野 道雄、美多 勉 著、昭晃堂)定価(2,600 円+税) (ISBN:478561109X)
システム制御 I(宮崎道雄 編著、オーム社 ) 定価(2,800 円+税)(ISBN:9784274132896)
教科書・参考書に関する備考 図書館にある多くの制御工学に関する書籍が参考になります。
成績評価方法
/Grading Guidelines
課題(20点),中間試験(40点),定期試験(40点分)の合計(100点満点)で 60 点以上を合格とする。 
各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:課題、中間試験において、計算問題および記述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2について:課題、中間試験において、計算問題および記述問題を出題し、達成度を評価する。
目標3について:課題、定期試験において、計算問題および記述問題を出題し、達成度を評価する。
目標4について:課題、定期試験において、計算問題および記述問題を出題し、達成度を評価する。

【再試験について】
最終評価で不合格の者で次の受験を満たす者について,希望する者について,中間試験,定期試験を総合した再試験を実施する。
(受験の条件)
(1)課題を8割以上提出していること。
(2)中間試験,定期試験を受験していること。
(3)最終評価点が30点以上であること。
(4)補講を受け,与えられた課題を全て解答し、期限内に提出すること。
再試験後の最終評価点は60点を上限とする。

不合格者は再履修すること。

★新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
(1)創造工学科電気電子工学コースの学生に限る。
(2)講義連絡、スライド資料の配布、課題の出題や提出などにMoodleを使用します。
   講義の前後にMoodleを確認してください。
(3)関数電卓を用意し、使えるようにしておいてください。
   試験も含めて授業には必ず持参してください。
(4)面接授業を基本としますが,Zoom授業ではMoodleの出席登録欄で出席を
   登録してください。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
自己学習が大切です。よく手を動かして勉強して下さい.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
電気回路,電気回路演習,電気機器学,電力発生工学,電気電子工学実験B
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
理解度を確認するため毎回レポートを課します。指定された方法で提出すること。
課題には授業中に扱っていない内容を含むことがあるため、自己学習をしっかり行うこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし