開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 3 , 火/Tue 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科電気電子工学コース |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 電気回路/Electric Circuits |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 川口 秀樹 (創造工学科電気電子工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3092 |
連絡先/Contact | 川口 秀樹(F207, 0143-46-5510, kawa@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 川口 秀樹(水曜日 16:00 - 17:00, 18:00-19:00) |
実務経験/Work experience | 川口 秀樹(通信事業を扱う企業での通信機器の回路設計・開発経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
工学科共通科目の電気回路基礎を基本とし、回路の諸定理、四端子回路、三相交流、ひずみ波交流、過渡現象、分布定数回路などの概念を理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 回路方程式、相互インダクタンス、回路の諸定理の概念を理解し、それに対応した問題が解ける(理解力、計算力 40%) 2. 四端子回路、多相交流、ひずみ波交流、過渡現象、分布定数回路等を理解し、それに対応した問題が解ける(理解力、計算力 60%) |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数: 1.5 時間×15回 = 22.5 時間 第1回:ガイダンス,交流回路理論の復習(瞬時値表示,フェーザ表示,共振) 第2回:交流回路理論の復習(交流電力) 第3回:相互インダクタンス(変成器,T型等価回路) 第4回:相互インダクタンス(変成器を含む交流回路網) 第5回:回路方程式(閉路方程式法) 第6回:回路方程式(節点電位法,枝電流法) 第7回:回路の諸定理(重ねの理,ノルトン・テブナンの定理) 第8回:回路の諸定理(電力最大定理,重ね合せ法,星形-三角変換) 第9回:四端子回路(アドミッタンス・インピーダンス行列・四端子行列) 第10回:四端子回路(影像・反復パラメータ,縦続・並列・直列接続) 第11回:三相交流(三相交流の表示法、星形・三角結線) 第12回:三相交流(平衡三相交流) 第13回:三相交流(不平衡三相交流) 第14回:分布定数回路(集中・分布定数回路、基本方程式) 第15回:分布定数回路(無限長線路、有限長線路) 定期試験 ・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 ・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
基礎からの交流理論(小郷寛原著 ; 小亀英己、 石亀篤司著、電気学会 2002)(ISBN:4886862) |
参考書等 /Required Materials |
電気回路(Joseph A. Edminister著 ; 村崎憲雄他訳、オーム社 1995)(ISBN:4274130) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標の1.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 到達度目標の2.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 (1) 定期試験100点満点中60点以上を合格とする。 (2) 評価点が50点以上60点未満のものには一度だけ再試験を実施する。ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが受験の条件である(提出されたものがコピーと判断される場合には受験資格を失う).なお,再試験によって合格したものの評価点は60点とする。 (3) 定期試験の評価点が50点未満のもの,再試験不合格者は再履修すること。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
(1) 関数電卓を用意すること.試験における使用も認めるが、使用方法は各自が習得すること. (2) 欠席届があり、かつ、担当教員に申し出た場合は、定期試験の追試験を実施する. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
実際に回路を描いて問題を解き、さらに必要に応じて関数電卓で数値を計算する、これを繰り返すことが重要です。多くの問題を解くことも必要ですが、一つの問題について、多数の解法を試みることも必要です。等価な回路に描き直してみることも理解を深める助けになります。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、2学年前期開講の電気回路基礎を履修しておくことが望ましい。 今後の関連科目は、電気電子コース3学年開講の電磁エネルギー変換工学、送配電工学である。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回の授業において,前回授業の復習の後,講義全体における位置づけ,当日の授業へのつながりを説明. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |