開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 火/Tue 9 , 火/Tue 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科航空宇宙工学コース |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 飛行力学Ⅰ/Airplane Flight Mechanics I |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 溝端 一秀 (創造工学科航空宇宙工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3087 |
連絡先/Contact |
溝端 一秀(教員室: S304 電話: 外線からは0143-46-5368(直通)、または0143-46-5316(航空宇宙機システム研究センター、呼び出し)。 内線からは5368(直通)、または5316(航空宇宙機システム研究センター、呼び出し)。 いずれもファックス兼。 e-mail: mizobata(at)mmm.muroran-it.ac.jp (教員室が留守の場合はe-mailで連絡ください。) ) |
オフィスアワー/Office hours | 溝端 一秀(毎週木曜日13:30~14:30) |
実務経験/Work experience | 溝端 一秀(宇宙航空開発事業を扱う研究所において極超音速飛行実験機の概念設計に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2022/08/19 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
固体翼航空機(いわゆる飛行機)はどのようなメカニズムで飛行するのか、その性能はどのように評価されるのかについて基礎事項を修得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
亜音速飛行機について 1.空気力学の基礎事項を理解し、説明できる(30%)。 2.飛行性能の基礎式を導出したり証明したりできる(30%)。 3.必要推力、必要パワ、定常水平飛行速度、上昇・降下性能、離着陸距離、航続時間・航続距離、旋回性能、等の基本的飛行性能の概略を推算できる(40%)。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 22.5時間 1.翼および胴体の空気力学 1週:ガイダンス、空気流れの基本的性質 2週:揚力の発生メカニズムと特性 3週:主要な翼型の特性 4週:抗力の発生メカニズムと特性 5週:翼端渦と誘導抗力 2.飛行機の飛行メカニズムと性能 6週:定常水平飛行性能と必要推力・利用可能推力 7週:定常水平飛行性能と必要パワー・利用可能パワー 8週:高度変化による定常水平飛行性能の変化 9週:定常水平飛行性能の問題演習 10週:上昇・降下性能と問題演習 11週:航続距離・航続時間の定式化 12週:航続距離・航続時間の極大問題の整理と問題演習 13週:離陸性能・着陸性能 14週:旋回性能と荷重倍数 15週:定期試験 単元毎に「まとめのクイズ」を示しますので、これを使ってしっかり復習しましょう。 各回の学修時間の目安は、予習・復習合わせて4時間必要です。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
参考書等 /Required Materials |
牧野光雄,「航空力学の基礎」(第3版),産業図書,2012(ISBN:9784782841044)
John D. Anderson, Jr., “Introduction to Flight”, 8th Revised, McGraw-Hill Education (Asia), 2015/5/1(ISBN:9789814636186) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書はなし。授業では自作資料を適宜配付します。 上記参考書はいずれも図書館にあります。 John D. Anderson, Jr., “Introduction to Flight” は、飛行力学の入門書として世界的名著かつベストセラーです。電子書籍(Kindle版)も市販されています。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
上記到達度目標を評価するために、以下の内容の学期末試験を実施します 1.空気力学の基礎事項の説明問題。(30点) 2.飛行性能の基礎式の導出・証明問題。(30点) 3.必要推力、必要パワ、定常水平飛行速度、上昇・降下性能、離着陸距離、航続時間・航続距離、旋回性能、等の基本的飛行性能の計算問題(図解を含む)。(40点) 合計100点満点中、60点以上の得点をもって合格とします。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
単位取得・高成績獲得の早道は「真面目に出席」する事ですので留意ください。 追試・再試は実施しませんので、不合格となった場合は翌年度再履修すること。その覚悟でしっかり勉強してください。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
問題演習および定期試験では定規と関数電卓を必携のこと。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
航空宇宙工学コースの学習目標のうち以下の項目に対応します。 B.航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識、技術を修得する。 E.自発的、継続的に学習する能力を修得する。 学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」を参照のこと。 |
関連科目 /Related course |
<科目間の連携> ●この科目に必要な予備知識に関する科目: 流れの力学A,流れの力学B ●この科目の知識を必要とする科目: 飛行力学Ⅱ,航空宇宙制御工学Ⅰ,同Ⅱ,航空機設計法Ⅰ,同Ⅱ |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
単元毎に「まとめのクイズ」を示しますので、これを使ってしっかり復習しましょう。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |