開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 9 , 月/Mon 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科機械ロボット工学コース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 機械システム設計学/Design of Mechanical Systems |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 成田 幸仁 (創造工学科機械ロボット工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3151 |
連絡先/Contact |
成田 幸仁(B317 0143-46-5396 y-narita@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 成田 幸仁(水曜日 12:55~14:25) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2022/02/28 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
多種多様な機械および機械システムを設計する際には,その用途や分野に応じた部品や設計法が求められる.しかし,機械の全体あるいはその主要部は,基盤となる工学知識に基づき設計され,代表的な機械要素で構成される.本授業では,力学系基礎工学の応用や機械要素技術の理解を通して,機械設計の基礎を学ぶ. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.機械システムの締結系,回転軸系,動力伝達系の基礎を理解できる(理解力). 2.機械システムの締結系,回転軸系,動力伝達系に用いられる構成要素の規格を把握できる(理解力). 3.静的あるいは定常的な特性評価および基礎的な設計計算ができる(計算力). |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 第 1 週 講義概要,設計とは何か pp.1-6(教科書) 第 2 , 3 , 4 週 基礎(強度設計,許容応力・安全率) pp.6-25 第 5 週 基礎(はめあい,表面性状・粗さ) pp.25-32 第 6 , 7 週 締結系(ねじ等) pp.35-53 第 8 , 9 週 回転系(軸,キー,軸継手) pp.57-78 第 10,11 週 回転系(すべり軸受,転がり軸受,シール) pp.84-106, 201-206 第 12 週 伝達系(ベルト,チェーン) pp.139-159 第 13,14 週 伝達系(歯車) pp.109-136 第 15 週 制動系(クラッチ,ブレーキ) , 総まとめ pp.161-174 第 16 週 定期試験 ※授業計画は,進捗状況や都合により,一部変更する場合がある. ※授業中にレポート(12問を予定)を課す.加えて,予復習等,授業時間外の学習も必要である. 注)各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です. ※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,学生への十分な周知のもと,授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります. |
教科書 /Required Text |
機械要素設計 吉田彰編著 ; 藤井正浩 [ほか著] 日本理工出版会 2011(ISBN:9784890196265) |
参考書等 /Required Materials |
機械設計 : 機械の要素とシステムの設計 吉本成香 [ほか] 著 オーム社 2013(ISBN:9784274069345)
機械要素設計 和田稲苗編著 実教出版 1984(ISBN:9784407022476) はじめての機械要素 吉本成香著 森北出版 2011(ISBN:9784627668218) 機構学 : 機械の仕組みと運動 = Kinematics of machinery 日本機械学会著 日本機械学会 2007(ISBN:9784888981675) 機械要素・トライボロジー 日本機械学会編 日本機械学会 2005(ISBN:9784888981293) 新編JIS機械製図 吉澤武男編著 ; 堀幸夫 [ほか] 著 森北出版 2014(ISBN:9784627661158) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
※1~3の各到達度目標は、レポート(計12題を予定)と定期試験において以下の方法で評価する。 目標1. 論述、計算またはその複合問題を出題し、達成度を評価する。 目標2. 選択、計算またはその複合問題を出題し、達成度を評価する。 目標3. 計算問題を出題し、達成度を評価する。 ※定期試験(80点満点)とレポート(20点満点)を合計して60点以上取得したものを合格とする。 ※単位認定には全レポートの提出が必要である。白紙での提出は、未提出と見なす。 ※レポートの提出遅れや回答の誤りは減点する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
※毎回の出席,予復習を原則とする.毎回,教科書・ノート・筆記用具・関数電卓を持参すること. ※休講など,計画に変更が生じた場合には,口頭,板書,掲示,メールなど,いずれかの手段で事前連絡する. ※出席率が講義実施回数の75%以上無ければ単位認定しない. ※レポートは自分で解き,原則として次回の講義までに提出すること. ※レポートは成績評価の一部となるので返却しない.必要であれば,提出前に自分でコピーすること. ※不合格となった者は,再履修とする.特別な事情が無い限り,再試験は行わない. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
皆さんが2年次の「機械製図」で学んだのは,自分の欲しい部品を加工者に伝える方法であり,設計の”出口”です.それに対して,本授業は機能や規格の理解,寸法決定方法など,設計の”入口”により近い内容です.機械系エンジニアには不可欠と言っても良い知識なので,積極的に履修してマスターして下さい. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
※関連科目表において,以下の科目に関連する ・2年次:材料の力学AB,材料力学ⅠⅡ ・3年次:機械製作学,機械材料学 ※本科目の履修には,2年次開講の材料の力学AB,材料力学の知識が必要である. ※今後の関連科目は,機械ロボット工学設計法と卒業研究(テーマに依存) である. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・ほぼ毎単元ごとにレポートの提出を求める。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・2年前後期に学ぶコース専門科目を基礎とし、機械要素設計に関する総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |