授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 3 , 水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科機械ロボット工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title ロボット工学(機械ロボット)/Robotics
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 水上 雅人 (創造工学科機械ロボット工学コース)
時間割コード/Registration Code J3144
連絡先/Contact 水上 雅人(B314,m-mizukami@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 水上 雅人(木曜日:16:30 - 17:30)
実務経験/Work experience 水上 雅人(通信事業を扱う企業でのロボット機構を含む光通信用自動化装置の開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2022/03/03
授業のねらい
/Learning Objectives
ロボットはおもに生産現場で用いられてきたが、現在、農林水産、建設、医療福祉、消防・災害救援、サービス、家庭用など様々な分野で利用され始めている。このようなロボットを設計・制御するためには幅広い分野に渡る工学技術が必要となる。ロボット工学はこれらを系統立てた技術、学問体系であり、総合工学である。本講義では、アクチュエータ、計測制御、機構学、運動学、動力学などロボット工学を俯瞰的に学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.ロボットの機構、設計、運動学、動力学、制御について説明できる。(理解力、知識力、論理力)
2.ロボットの機構、設計、運動学、動力学について計算ができる。(知識力、論理力)
3.アクチュエータ、センサ、ロボットビジョンについて説明できる。(理解力、知識力)
4.歩行ロボット,移動ロボット,ロボットの知能について概要を説明できる。(理解力、知識力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間)は15週間で,22.5時間.
第1回: シラバスの説明、ロボット概説、序章
第2回: ロボットの設計・製作
第3回: ロボットの歴史
第4回: ロボットの機構学
第5回: アクチュエータとセンサ
第6回:  ロボットの運動学I
第7回:  ロボットの運動学II
第8回:  ロボットの動力学
第9回:  中間まとめ・中間試験
第10回: ロボットの制御
第11回: ロボットビジョン
第12回: ロボットの知能・コンピュータとコントローラ概説
第13回: 移動ロボットの制御
第14回: 歩行ロボット・パーソナルロボット
第15回: まとめ
定期試験

・毎回講義の最後にレポート演習や,定期的に小テストを課すので,予習復習をすること.
・各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です.

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
基礎からのロボット工学(小松督ほか著、日新出版)
参考書等
/Required Materials
ロボット制御(大熊繁編著、オーム社)
ロボット工学の基礎(川崎晴久著、森北出版)
ロボティクス機構・力学・制御(John J.Craig著、共立出版 )
ロボット工学概論(中川栄一、 伊藤雅則共著、成山堂書店)
ロボットの力学と制御(有本卓著、朝倉書店)
ロボット工学(白井良明編著、オーム社)
ロボット制御基礎論(吉川恒夫著、コロナ社)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100 点満点中 ,60 点以上を合格点とする.
定期試験(60%)、小テスト・レポート・中間試験(40%)
各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1、3、4.小テスト、レポート、中間試験・定期試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2.小テスト、レポート、中間試験・定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
(1) 80%以上出席していない者は定期試験の受験資格を失うので注意すること。
(2) 20分以上の遅刻は欠席とみなすので注意すること。
(3) 再試験は行わない(不合格の場合は再履修)。
(4) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
小テスト,レポートを数回課す予定である.採点しやすいように、見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
制御工学・電気電子工学・計測システム工学・機構学・知能ロボット応用学
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎回、小テストもしくはレポート課題などを課す。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし