授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 5 , 火/Tue 6 , 火/Tue 7 , 金/Fri 2 , 金/Fri 3 , 金/Fri 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 振動工学(後半8週・週2回開講)/Vibration Engineering
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 小室 雅人 (創造工学科建築土木工学コース)
時間割コード/Registration Code J3130
連絡先/Contact 小室 雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室 雅人(火・金曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/08/04
授業のねらい
/Learning Objectives
土木・建築構造物の地震応答解析に必要な振動学の基本的な理論を,主に一自由度系モデルを用いて理解を深めることをねらいとする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.与えられた一自由度系の振動方程式を誘導できること。
2.与えられた一自由度系の固有振動数を算定できること。
3.エネルギー法を用いて固有振動数を算定できること。
4.減衰一自由度系の自由振動特性を理解すること。
5.減衰一自由度系の強制振動解の特性を理解すること。
6.等価減衰定数の考え方を理解すること。
7.一自由度系の変位等による不規則外力入力時の振動方程式を誘導でき,その解法を理解する。
8. 耐震設計の基本的な考え方を理解すること。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:33.75時間
第1回:シラバス / 講義の概要説明,振動序説
第2回:自由振動と強制振動
第3回:ダランベール(D'Alembert)の原理,振動方程式の誘導
第4回:振動方程式の解法,固有角速度の算定
第5回:自由振動のエネルギ-,エネルギー法による固有振動数の算定法
第6回:減衰自由振動方程式
第7回:減衰自由振動方程式の解
第8回:減衰自由振動の性質,対数減衰率,減衰定数
第9回:一自由度系の力による強制振動(1):
第10回:一自由度系の力による強制振動(2):強制振動解とその特性
第11回:減衰力によって失われるエネルギー,等価減衰定数の算定
第12回:一自由度系の支点変位による強制振動(1)
第13回:一自由度系の支点変位による強制振動(2)
第14回:耐震設計の基本的な考え方(震度法、修正震度法、応答解析法)
第15回:まとめ
定期試験

各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
入門建設振動学(小坪清眞著、森北出版)
成績評価方法
/Grading Guidelines
目標1~5および7に関しては,小テスト,論述試験および計算問題により評価する。目標6に関しては,レポートで評価する。目標8に関しては,論述試験により評価する。
1.成績は試験80%,小テスト20%で評価し,60点以上で合格とする。なお,定期試験(100点満点)の素点で20点未満のものは再履修とする。
2.上記1に該当しない学生に対して,原則再試験を1回実施する。再試験の最高成績は80点とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,学生への十分な周知のもと,成績評価方法は変更する可能性がある。
履修上の注意
/Notices
1.講義に関する資料(小テスト含む)はmoodle2017で公開していることより,履修者は登録すること。
2.知識力,理解力,計算力などの向上を目指すために,宿題を出すことがある。
3.授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も受け付ける。
4.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板(moodle2017)で通知をする。
5.不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
振動問題の基本的な考え方のみを教授することより,十分理解しやすい内容となっている。あたまから難しいと思わないことが大切である。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
〇:(C)将来能力
〇:(D)土木専門基礎
〇:(E)実験実習
◎:(F) 環境・防災
関連科目
/Related course
第2学年開講の土木構造力学I,第3学年開講の土木構造力学Ⅱを履修しておくことが望ましい。今後の関連科目は第4学年開講の卒業研究である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
微分方程式の解法については,講義内では時間が取れないことから,自主的に学習をしておくこと。
小テストをほぼ毎回実施するので,その内容を含めて理解すること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし