授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 木/Thu 5 , 木/Thu 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 建築鉄筋コンクリート構造/Reinforced Concrete Structures for Building
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 髙瀬 裕也 (創造工学科建築土木工学コース)
時間割コード/Registration Code J3108
連絡先/Contact 髙瀬 裕也(D323 0143-46-5202 y.takase@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 髙瀬 裕也(火曜日 12:00 ~ 12:30
水曜日 12:00 ~ 12:30)
実務経験/Work experience 髙瀬 裕也(建設会社において構造設計に携わった在職経験を有する)
更新日/Date of renewal 2022/03/07
授業のねらい
/Learning Objectives
建物自体の重量や積載物の重量をはじめ、地震力、風圧力、雪の重量などを支えている柱や梁等の主要構造体がコンクリートと鉄筋で構成されている構造物を鉄筋コンクリート(RC)構造という。本授業では構成材料の力学的性質やRC構造に要求される性能と設計手順を理解した後、鉄筋コンクリート構造に関する基本的理論を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.鉄筋コンクリート構造に関する基本的な用語を理解し、使用することができる。(10%)
2.コンクリートと鉄筋の力学的性質を理解し、説明することができる。(10%)
3.鉄筋コンクリート部材の曲げ挙動を理解し、説明することができる。(10%)
4.鉄筋コンクリート梁及び柱の断面を設計することができる。(70%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間(実時間) 22.5時間

第1回:シラバス説明、コンクリート構造の概要と地震被害事例
第2回:材料の種類
第3回:コンクリートの力学的性質
第4回:鉄筋の力学的性質、コンクリートと鉄筋の応力分担
第5回:曲げを受ける梁(単筋梁)の設計法
第6回:曲げを受ける梁(単筋梁)の構造規定と断面算定
第7回:中間試験
第8回:複筋梁の設計法
第9回:複筋梁の構造規定と断面算定
第10回:梁の曲げモーメントと変形
第11回:曲げと軸力を受ける部材(柱)
第12回:柱の設計法
第13回:柱の構造規定と断面算定
第14回:柱の断面算定(2方向の場合)
第15回:柱の曲げモーメントと変形
定期試験

各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要である。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
新しい鉄筋コンクリート構造 第2版(嶋津孝之 [ほか] 著、森北出版)(ISBN:9784627550025)
参考書等
/Required Materials
鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(日本建築学会編、日本建築学会 2010)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で中間試験50%、定期試験50%の割合で評価し、60点以上を合格とする。
試験問題は,基本問題30%,計算問題70%の配点で構成される。計算問題については,持ち込み可とするが,基本問題については持ち込み不可とする。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性がある。
履修上の注意
/Notices
①授業中の質問は歓迎する。
②授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
③再試験は原則実施しない。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
本講義は,学習目標G.「構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を習得する(構造)」に該当する。
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、2年次開講の建築構造力学Ⅰを履修していることが望ましい。また今後の科目では、3年次開講の建築構造演習および4年次開講の建築構造設計演習と関連する。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
中間試験,定期試験で出題する基本問題については,単元ごとに振り返り用の課題をMoodleにアップするので,自習すること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし