開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 7 , 火/Tue 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科建築土木工学コース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 建築鋼構造/Design of Steel Structures for Building |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 溝口 光男 (創造工学科建築土木工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3107 |
連絡先/Contact | 溝口 光男(D325.0143-46-5205,mitsuo@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 溝口 光男(月曜日(Monday)12:00~12:30,木曜日(Thursday)12:00~12:30) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2022/03/06 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
構造用鋼から圧延された鋼板及び各種の形鋼を高力ボルトや溶接などの接合手段によって組み上げた構造または建築物を鉄骨構造という。本授業では、鉄骨構造建築物の柱、梁の断面設計法の基本的事項について例題を通して修得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.鉄骨構造に関する基本的な用語を理解し、使用することができる。(知識力) 2.高力ボルト接合及び溶接接合を理解し、各種の応力の加わる場合について高力ボルトまたは溶接を用いた設計を行うことができる。(計算力) 3.引張材、圧縮材、曲げ材等の特徴を理解し、各材について許容応力度設計法に基づいた設計を行うことができる。(理解力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間)22.5時間 各回の学習時間の目安は,事前・事後あわせて4時間以上必要です。 第1回:鉄骨構造の概要 第2回:鋼材の種類、鋼材の力学的性質 第3回:構造設計の概要と許容応力度 第4回:高力ボルト接合(摩擦接合) 第5回:高力ボルト接合(引張接合) 第6回:溶接接合(長所と短所、溶接の種類) 第7回:溶接継目の設計 第8回:引張材の設計 第9回:圧縮材の設計(弾性座屈、非弾性座屈、有効座屈長さ) 第10回:圧縮材の設計(設計式) 第11回:圧縮材の設計(局部座屈、幅厚比) 第12回:曲げ材の設計(せん断中心、ねじり) 第13回:曲げ材の設計(横座屈、許容応力度) 第14回:形鋼梁の設計 第15回:接合部(種類と設計方法) (第16回定期試験) 毎回の授業時間内に復習小テストを実施するので,準備すること。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
基礎からの鉄骨構造(高梨晃一・福島暁男共著、森北出版)(ISBN:9784627552418) |
参考書等 /Required Materials |
これからの鉄骨構造(甲津功夫・吹田啓一郎著、学芸出版社)(ISBN:4761530928) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点で定期試験80点、小テスト20点の割合で評価し、この評価点が60点以上で、かつ定期試験6割以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1 小テストおよび定期試験において、基本的な用語について出題し、達成度を評価する。 目標2 小テストおよび定期試験において、高力ボルトや溶接を用いる設計問題を出題し、達成度を評価する。 目標3 小テストおよび定期試験において、引張材、圧縮材、曲げ材の各材に関して許容応力度設計に基づいた設計問題を出題し、達成度を評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・理解力や計算力などの向上を目指して、毎回の授業時間内に復習小テストを行う。 ・各小テストは10点満点で採点し、平均(=合計得点/小テスト回数)が5点未満の場合は、履修していないものとみなす。 ・定期試験の結果、不合格の者には一度だけ再試験を実施し、再試験結果による評価点が60点以上で、かつ再試験6割以上を合格とする。 ・再試験による合格は、再試験の結果にかかわらず60点とする。 ・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または学科掲示板で通知する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
普段の学修を重視するために小テストを多数回行う予定です。定期試験の点数のみが良くても不合格となります。予習・復習など積極的な学習が大切です。図書館等を利用して自分で学修する方法・習慣を身につけて下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、2年次開講の材料の力学A、B、2年次開講の建設構造力学,建築構造力学Iの内容を理解していることが望ましい。 今後の関連科目は、3学年開講の建築構造演習である。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎授業で小テスト実施 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
建築構造力学Iの基礎知識の利用 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |