開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 7 , 火/Tue 8 , 火/Tue 9 , 火/Tue 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実験科目 |
授業科目名/Course Title | 工業物理基礎実験(隔週・Cクラス)/Experimental Physics for Engineering |
単位数/Number of Credits | 1 |
担当教員名/Lecturer | 雨海 有佑 (システム理化学科物理物質システムコース) , 金沢 新哲 (創造工学科電気電子工学コース) , 飯島 徹 (学部) |
時間割コード/Registration Code | J3003 |
連絡先/Contact |
雨海 有佑(Q209 E-mail:a-rain@mmm.muroran-it.ac.jp Tel:0143-46-5648 ) 金沢 新哲(Y707, 0143-46-5650, shintetsu_kanazawa@muroran-it.ac.jp) 飯島 徹 |
オフィスアワー/Office hours |
雨海 有佑(Q209 火曜 16:00 ~ 19:00 上記以外でも在室時は対応可 ) 金沢 新哲(月、金 10:30~11:30(在室の場合のみ)) 飯島 徹(月曜日10:30-12:00 Q109) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2022/03/02 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
本科目では、具体的な物理現象を通して、工学の基礎となる物理の知識・理解を深めるとともに、基本的な測定技術、技能を習得する。さらに、実験データをコンピュータを用いて整理・解析し、基礎的なデータ処理能力を培う。グループ内での役割分担を考えて主体的に実験を遂行するとともに、得られた実験結果やその問題点を論理的に考察し、表現する能力を培う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.物理の知識を応用して、工学の基礎となる物理現象の仕組み、原理を理解できる。 2.基本的な測定原理を理解し、正しい手順で主体的に実験を遂行できる。 3.測定精度を正しく把握し、適切な有効数字で測定結果を表すことができる。 4.実験データをコンピュータを用いて整理・解析し、適切な表やグラフを用いて表現できる。 5.得られた実験結果を論理的に考察し、レポートにまとめることができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 各回の学修時間の目安は,事前・事後合わせて4時間必要です。 ※注意 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,学生への十分な周知のもと,授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 第1回目 物理実験のガイダンス、および、実験レポート・実験計画書の書き方 第2回目 キャリパーおよびマイクロメーターを用いた測定と実験誤差に関する講義・演習 第3回目 テーマ(a) ※左記は1例である。各グループの実験テーマは第2回目の後、掲示される。 第4回目 テーマ(b) 第5回目 テーマ(c) 第6回目 テーマ(e) 第7回目 テーマ(f) 第8回目 テーマ(g) 以下のテーマから毎回1テーマ(異なるテーマを計6テーマ)について実験を行う。 (a)ボルダの振り子による重力加速度 (b)Ewingの装置によるヤング率 (c)固体の線膨張率 (d)顕微鏡による屈折率 (e)プリズム分光計 (f)熱の仕事当量 (g)比電荷 (h)熱電対 (i)地球磁場の水平成分および磁石の磁気モーメント (j)放射線の吸収 (放射線の遮蔽の視点から) (k)光電効果 (l)超伝導体の電気抵抗測定 (m)サーミスタの電気抵抗の温度依存性 (n)オシロスコープで見る電気信号 (o)弦の振動 (p)光交流法によるNiの比熱 (高感度測定技術の一つとして) 第8回目には授業評価アンケートを実施する。 実験に取り組むにあたり、十分な自己学習を行うこと。 |
教科書 /Required Text |
第2版物理学実験2022 室蘭工業大学物理学実験担当グループ編 |
参考書等 /Required Materials |
理科年表 東京天文台編纂/丸善(ISBN:9784621087398) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績は、「基礎測定レポート」(第2回目に提出)、「実験計画書」(第3回目以降、毎回提出)、「実験レポート」(第3回目以降、毎回提出)により、到達度目標1~5を総合的に評価して決める。詳細は以下のとおりである。 1.基礎測定レポートは、0点または1点で評価する(基礎測定レポート点)。 2.実験計画書は、-1点または0点で評価する。未提出の場合には-2点とする(実験計画書点)。 3.実験レポートは、-5~+4点で評価する。欠席及び未提出の場合には-6点とする(レポート点)。 4.基礎点を75点とし、これに上述の基礎測定レポート点(1回分)、実験計画書点(6回分)、レポート点(6回分)を加えて成績評価点とする。最終的な成績評価点が100点満点中60点以上を合格とする。 5.ガイダンスを含め、4回以上の欠席がある者については履修と認めず、再履修とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・本授業に関する連絡事項は、基本的にMoodleで配信する。従って、Moodleへの登録は必ず行うこと。 ・第1回目のガイダンスは、Moodleで行われる。 ・第2回目では、「基礎測定レポート」を提出すること。 ・第3回目以降の実験は、Moodleに実験に関する情報が配信されているのでそのデータを基に予習、実験データ整理、解析、レポート作成を行う。 ・第3回目~第8回目では、授業に先立ち、「実験計画書」を提出すること。提出先および締切はガイダンス時に指示する。 ・第3回目~第8回目では「実験レポート」を1部作成し、指定されたフォーマットに従い提出すること。提出先および締切はガイダンス時に指示する。 ・不合格者は次年度以降に再履修すること。 ・実験テーマ毎に教室や教員が異なるので、よく確認すること。 ・物理学実験専用の実験ノートを準備すること。ルーズリーフ等の切り離せたりバラバラになるものは不可。 ・レポート用紙は,A4のものを各自用意すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
1.各自が実験前にしっかり予習すること。 2.実験計画書を作成する際には教科書をよく読み,実験の重要なポイントを要約して記述すること。初めて行う実験なので,装置や方法のイメージは難しいのは当然だが,実験の目的を十分に理解し,何をしなければならないのかをよく考えて実験計画書の作成に臨むこと。 3.教科書の各実験テーマに書かれている『実験上の注意』は,必ず前もって良く読んでおくこと。 4.実験テーマによっては,テキストに実験に関連した問が用意されている場合があるので,どのようなことが問われているのかしっかり確認すること。また,実験結果を利用しなくても解答できる問についてはあらかじめ予習しておくことを薦める。 5.第3週目以降の実験では,授業開始時刻になったら自ら進んで実験を始めること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
2021年度版学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
物理学A、物理学B、物理学C |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
実験の前に「実験計画書」を作成・提出をしてもらう。「実験計画書」は全ての履修者が毎回提出する。 授業では,自ら作成した「実験計画書」を基に実験を進めることになる。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
2名または3名1組で実験を行い,実験レポートも協働で作成する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
物理学実験では,力学,熱力学,電磁気学,振動波動,応用力学といった幅広い物理学の知識を総合して用いることになる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |