授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 5 , 月/Mon 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科建築学コース/Department of Civil Engineering and Architecture建築学コース,建築社会基盤系学科土木工学コース/Department of Civil Engineering and Architecture土木工学コース,機械航空創造系学科機械システム工学コース/Department of Mechanical Aerospace and Materials Engineering機械システム工学コース,機械航空創造系学科機械システム工学コース機械科学トラック/Department of Mechanical Aerospace and Materials Engineering機械システム工学コース機械科学トラック,機械航空創造系学科機械システム工学コースロボティクストラック/Department of Mechanical Aerospace and Materials Engineering機械システム工学コースロボティクストラック,機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース/Department of Mechanical Aerospace and Materials Engineering航空宇宙システム工学コース,機械航空創造系学科材料工学コース/Department of Mechanical Aerospace and Materials Engineering材料工学コース,情報電子工学系学科電気電子工学コース/Department of Information and Electronic Engineering電気電子工学コース,情報電子工学系学科情報通信システム工学コース/Department of Information and Electronic Engineering情報通信システム工学コース,創造工学科建築土木工学コース土木工学トラック/Department of EngineeringCourse of Architecture and Civil Engineering土木工学トラック
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 工学技術者倫理(建築土木工学コース土木工学トラック)/Engineering Ethics
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 吉田 英樹 (創造工学科建築土木工学コース)
時間割コード/Registration Code J2104
連絡先/Contact 吉田 英樹(D307,0143-46-5278,gomigomi@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 吉田 英樹(月曜 12:00-12:50 火曜 12:00-12:50)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/10/06
授業のねらい
/Learning Objectives
工学における、技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し、倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では、講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。なお、技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30%
2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20%
3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について、その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を、個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20%
4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30%
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:22.5時間
 1週目 シラバスの説明、技術者、技術者倫理とはなにか
 2週目 倫理とは(外部講師 崔 昌鳳 先生)※建築学トラックと合同
 3週目 技術者と自律
 4週目 内部告発 
 5週目 企業倫理とは(外部講師 須藤亜紀先生) ※建築学トラックと合同
 6週目 土木技術者が遭遇する倫理的問題(事故発生前)
 7週目 土木技術者が遭遇する倫理的問題(事故発生後)
 8週目 危機管理
 9週目 ヒューマンエラー
10週目 グループ討論の方法
11週目 グループ討論1 
12週目 グループ討論2 
13週目 グループ討論3 
14週目 発表会1
15週目 発表会2
(16週目 定期試験)

・グループ討論では毎週事前調査の課題を課します。
・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります
教科書
/Required Text
オムニバス技術者倫理 オムニバス技術者倫理研究会編  共立出版 2015(ISBN:4320071964)
参考書等
/Required Materials
技術は人なり : プロフェッショナルと技術者倫理 教育企画・人材育成委員会倫理教育小委員会編  土木学会 2005(ISBN:4810605302)
土木技術者の倫理 : 事例分析を中心として 土木教育委員会倫理教育小委員会編  土木学会 2003(ISBN:4810604497)
土木技術者倫理問題 : 考え方と事例解説 : 土木技術者が書いた土木技術者のための技術者倫理の本 土木学会技術推進機構継続教育実施委員会継続教育教材作成小委員会編  土木学会 2005(ISBN:4810605310)
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート40%、グループ討論および発表40%、定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。
各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:レポート(関連した事項の論述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。
目標2について:レポート(関連した事項の論述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。
目標3について:グループ討論(討論成果物および参加意識)および発表会(発表内容、ピアレビュ、質疑応答の総合評価)により評価する。
目標4について:グループ討論(討論成果物および参加意識)、発表会(発表内容、ピアレビュ,質疑応答の総合評価)、および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。
レポート グループ活動 試験 配分
目標1 25% 5% 30%
目標2 15% 5% 20%
目標3 20% 20%
目標4 20% 10% 30%
小計 40% 40% 20% 100%
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。
・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。
・ 不合格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。
・ 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
・ 再試験は行わない。不合格者は再履修とする。
・ 授業は1クラス制(大教室)と複数クラス制(中教室)で実施しますので、毎時間の教室の確認のこと。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
土木工学トラックの学習・教育目標との関係
◎ (B)人間性
〇 (G)自然調和(エンジニアリングデザイン能力)
関連科目
/Related course
この「技術者倫理」を学習する上で、「土木工学概論」を始めとする土木工学に関する授業を通して、土木工学と社会および環境との関わりについて理解しておくことが重要です。この授業以後の関連する科目は「卒業研究」です。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
2.企業等から講師を招いて指導を行う科目
備考
/Notes
外部講師紹介
 崔 昌鳳(チェ チャンボン)(北海道大学・文学研究院・専門研究員)
 須藤 亜紀(大塚製薬株式会社 コンプライアンス部長)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義形式授業では毎週レポートを課す。
事例調査について十分な予習をする。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
事例調査,討論,発表はグループで協働的に取り組む。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
事例研究では,これまでに学んできた各種科目および異分野科目の知識を総合し,倫理的な行動案の提案が求められる。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%