開講学期/Course Start | 2022年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 5 , 月/Mon 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 工学技術者倫理(建築土木工学コース建築学トラック)/Engineering Ethics |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 市村 恒士 (創造工学科建築土木工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J2100 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours | |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2022/08/18 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
工学における、技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し、倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では、講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。なお、技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30% 2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20% 3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について、その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を、個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20% 4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30% |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:22.5時間 1週目 シラバスの説明、技術者倫理とはなにか 2週目 建築技術者の倫理 3週目 倫理とは(外部講師 崔先生)※土木工学トラックと合同 4週目 事例研究の初歩(技術者の自律) 5週目 企業倫理とは(外部講師 須藤先生) ※土木工学トラックと合同 6週目 技術者倫理の解決法 7週目 ヒューマンエラー(機械系 河合先生) 8週目 事例研究(建築系 那須先生) 9週目 グループ討論1-1(内部告発) 10週目 グループ討論1-2(内部告発) 11週目 発表会(1)(内部告発) 12週目 グループ討議2-1 13週目 グループ討論2-2 14週目 グループ討論2-3 15週目 発表会(2)まとめ (16週目 定期試験) ・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 ・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります |
教科書 /Required Text |
オムニバス技術者倫理(オムニバス技術者倫理研究会編、共立出版 2015) |
参考書等 /Required Materials |
技術者倫理(札野順編著、放送大学教育振興会 2009)
大学講義技術者の倫理入門(杉本泰治・高城重厚著、丸善出版 2016) 技術者による実践的工学倫理 : 先人の知恵と戦いから学ぶ(中村収三・近畿化学協会工学倫理研究会共編著、化学同人 2013) はじめて学ぶ技術倫理の教科書(今道友信・札野順編、丸善 2008) 技術倫理 : 日本の事例から学ぶ(佐伯昇・杉本泰治編著 科学技術倫理フォーラム編、丸善 2006) 誇り高い技術者になろう : 工学倫理ノススメ(黒田光太郎・戸田山和久・伊勢田哲治編、名古屋大学出版会 2012) 技術は人なり : プロフェッショナルと技術者倫理 教育企画・人材育成委員会倫理教育小委員会編 土木学会 2005(ISBN:4810605302) 土木学会編「土木技術者の倫理 -事例分析を中心として-」土木学会 2003(ISBN:4810604497) 土木学会編「土木技術者倫理問題 -考え方と事例解説-」土木学会 2005(ISBN:4810605310) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
レポート40%、グループ討論および発表40%、定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート(関連した事項の論述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標2について:レポート(関連した事項の論述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標3について:グループ討論(討論成果物および参加意識)および発表会(発表内容、ピアレビュ、質疑応答の総合評価)により評価する。 目標4について:グループ討論(討論成果物および参加意識)、発表会(発表内容、ピアレビュ,質疑応答の総合評価)、および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 レポート グループ活動 試験 配分 目標1 25% 5% 30% 目標2 15% 5% 20% 目標3 20% 20% 目標4 20% 10% 30% 小計 40% 40% 20% 100% 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 ・ 不合格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。 ・ 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・ 再試験は行わない。不合格者は再履修とする。 ・ 授業は1クラス制(大教室)と複数クラス制(中教室)で実施しますので、毎時間の教室の確認のこと。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
創造工学科共通科目における他の専門基礎科目 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
2.企業等から講師を招いて指導を行う科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義形式授業では毎週レポートを実施する。 事例調査で授業中に不明だった点についてインターネットや書籍によって調べること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
事例調査,討論,成果発表はグループで協働的に取り組む。グループの中での役割に応じた取り組みを重視する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
事例研究では,これまでに学んできた各種科目および異分野科目の知識を総合し,倫理的な行動案の提案が求められる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |