授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2022年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 5 , 月/Mon 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科
対象学年/Year 1年 , 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物理学B(前半8週・Dクラス)/Physics B
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 本田 泰 (システム理化学科数理情報システムコース)
時間割コード/Registration Code J2024
連絡先/Contact 本田 泰(R306
honda(アットマーク)csse.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 本田 泰(火曜日,13:30−14:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2022/02/28
授業のねらい
/Learning Objectives
現実の物体は広がりを持っており、複雑な運動を行う。物理学Bでは最初に広がりを持つ質点系の運動を概観し、質点の運動との相違点とその特徴を理解する。次に、変形のない剛体の運動の具体例を学習する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.質点系の重心運動と相対運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(10%)。
2. 運動量保存則と角運動量保存則について理解し、代表的な問題を解くことができる(20%)。
3. 固定軸のまわりの剛体の運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(40%)。
4. 簡単な系の慣性モーメントを計算できる(30%)。
5. 解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間
第1回:ガイダンス(授業計画、成績評価方法)、2体問題の復習
第2回:質点系の重心運動(重心の並進運動と回転運動)
第3回:剛体とそのつり合い(力のモーメント[ベクトルの外積の導入])
第4回:固定軸のまわりの剛体の運動(回転の運動方程式と慣性モーメント)
第5回:慣性モーメントに関する定理と計算(離散集合体の場合)
第6回:慣性モーメントの計算(連続体の場合)
第7回:剛体の平面運動(実体振り子と斜面を転がる物体)
第8回:まとめ(「学生による授業評価」を含む)
定期試験

本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。

各回の学修時間は,事前・事後合わせて4時間が必要です。

※ 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
物理学(小出昭一郎著、裳華房)(ISBN:9784785320744)
参考書等
/Required Materials
基礎的な参考書:物理のための数学(和達三樹著、岩波書店)(ISBN:9784000076500)
アドバンスな参考書:理論物理学教程 力学(ランダウ=リフシッツ著、東京図書)(ISBN:334231125160)
成績評価方法
/Grading Guidelines
・定期試験で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
・目標1~4の達成度評価は、定期試験で出題される問題によって行う。
・目標5は努力目標とし、成績評価には含めない。
・不合格者には再試験を1回のみ実施し、60点以上(100点満点)の成績をもって合格とする。
・再試験での合格の場合の成績は60点とする。

※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
不合格者は次年度以降に、再履修すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物理学A、物理学C、工業物理基礎実験
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
moodleの教育コースに掲載する各学習項目に対する学習課題を行うなどの主体的な学習を必要とする。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
高等学校で学んだ数学(ベクトル,微分積分)などの知識を総合した学習を必要とする。

Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超