授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year 後期/Second
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 講義科目
対象学科/Department 情報電子工学系学科 夜間主コース
対象学年/Year 4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 集中講義
授業科目名/Course Title 工業経済論/Theory of Engineering Economics
単位数/Number of Credits   2.0
担当教員名/Lecturer 前田 潤,越後 修
時間割コード/Registration Code C1802C
連絡先/Contact 前田 潤(前田潤:maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 前田 潤(前田潤:(水)13:00−14:00)
実務経験/Work experience 前田 潤(医療、教育機関で精神疾患、その他身体疾患患者、小中高生、保護者教員への心理学的専門知識・技能の提供を行う経験を有する)
更新日/Date of renewal 2021/11/08
授業のねらい
/Learning Objectives
卒業後,技術職で活躍するとしても,社会に対して無関心ではいられなくなる。今まで以上に,新聞やニュースの報道に耳目を傾けることになるだろうが,それらの内容を理解するには,基礎的な知識や考え方の習得が欠かせない。「工業経済論」という講義ゆえにモノづくりに焦点を当てるが,その理解を深めるうえで不可欠な事項についても,きちんと整理しながら丁寧に話を進めていく。これにより,受講者に経済学の基礎的な考え方を身につけてもらう。
 具体的には,日本の製造業の対外事業展開,およびそれによって形成されてきたアジアとの関係を理解することに重点を置く。日本企業のモノづくりにおいて,アジアは無視できない存在であり続けている。将来モノづくりに従事する工学部の学生が,アジアへの理解と関心を高めることは,きわめて有意義であると考える。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.新聞やニュースの報道内容について,自分なりの解釈をするための
「視角」を得ることができる。
2.高校の社会で学んだ知識を,より深く理解し直すことができる。
3.工業が社会発展に果たす役割について理解することで,自分の人生に新しい意義を見出すことができる。
授業計画
/Course Schedule
総時間数:22.5時間

1. 経済学の基礎的考え方
2. 日本企業の国際事業展開の現状
3. 企業の国際事業展開の歴史
4. アジアの工業化と日本企業のアジア展開の関係
5. 貿易理論
6. 対外事業展開の理論
7. ゼミ形式の演習(日本のモノづくりとアジアとの関係の変化,アジアの社会的変化と今後の課題など)


新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
①担当者作成の資料(メール添付の形で,受講者へ配布する)。
②遠藤環・伊藤亜聖ほか編(2018)『現代アジア経済論』有斐閣。
参考書等
/Required Materials
越後修(2014)『企業はなぜ海外へ出てゆくのか』日本経済評論社。 ※講義の理解度促進のためのものである。
教科書・参考書に関する備考 受講者には,授業開始前までに資料を配布する。配布方法は,メール添付を予定している。
成績評価方法
/Grading Guidelines
・100点満点で60点以上を合格とする。
・評価は,最終日に実施する試験と,作成・提出した資料,報告,出席状況に基づいて下される(筆記試験40%,報告資料の出来具合・報告の仕方・討論での発言回数60%)。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
2021年度の講義は,2021年12月20日,21日,2021年1月5日,6日の4日間で行います。現在のところ,「対面形式」を予定しております。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
日本およびアジアの工業にかんする新聞・テレビニュース報道をチェックし,本講義で得た知識を使って考えることを繰り返し実践してほしい。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
本講義は、科学技術の受益者或いは運用者としての人間の特性を認知面から理解することを促進することを目標としている。
<JABEEの学習・教育目標との関連>
機械航空創造系学科夜間主コースの学習目標都の対応
A.多面的考察力 ( 人文社会科学的な視点も含めて、総合的にものごとを考えることができる。) に対応する。
備考
/Notes
講義開始までの流れは,以下の通りです
(1)室蘭工業大学が定める通りに,履修手続きをする
(2)(1)の手続きとは別に,2021年11月13日までに下記のアドレス宛に
   受講意思を表明するメールを送る
(注)携帯電話・スマートフォンのメールではなく,PCのメールで必ず連絡すること
(3)担当者(越後)が,(2)のメールをもとにテキストの分担箇所を決定し,受講希望者全員にメールで連絡する
(4)2021年12月13日までに,下記のアドレス宛に分担箇所の要約資料を提出する
  (注)要約資料は「A4版で最低2枚」とする。ファイル形式はワードもしくはPDF。
※メールアドレス
oechigo@hgu.jp
 なお,講義で用いる資料は,メール添付の形で開講前に配布します。
(窓口 前田潤:maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
予習としてテキストの読解とそれに基づくレポートを課す。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
討論を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし