開講学期/Course Start | 2021年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 3,水/Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科化学生物システムコース |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 分子生物学B(後半8週) |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 安居光國 |
時間割コード/Registration Code | J4124 |
連絡先/Contact |
安居光國(U305 5748 yasui@mmm.muroran-it.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours |
安居光國(前期 火曜 12:30-13:30 木曜 10:30-12:00 後期 月曜 16:30-17:00 木曜 10:30-12:00) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2021/03/05 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
分子生物学Aの基本的な分子生物学の理解を基盤に、遺伝情報制御系、遺伝子組換えなどを学び、生命の高次機能を理解するとともに医療・食品・製造などへの応用を理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.遺伝子情報制御の機構を説明できる(30%) 2.遺伝子組換えを説明できる(30%) 3.遺伝子組換えの基本過程を設計できる(20%) 4.分子生物学の応用利用を例示し説明できる(20%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 第1週 遺伝子組換え技術 (14.2) 遺伝子学の応用に必要な組換えのうち代表的なものの仕組みと働きを理解する。 第2週 遺伝子制御機構(15) シグナル伝達を遺伝子情報の流れとタンパク修飾そして遺伝子制御を総合的に理解する。 第3週 遺伝子配列決定法 サンガー法,次世代など原理と関連する情報技術を理解する。 第4週 遺伝子実験テクニック(付録) 分子生物学研究に必要な手法、分析機器等の原理を理解する。 第5週 分子生物学の応用 1 iPS細胞、遺伝子治療、遺伝子編集など分子生物学の応用技術を理解する。 第6週 シグナル伝達機構 (15) 遺伝子発現と細胞分裂、がん化などマクロ変化の制御機構、細胞内情報伝達、フィードバック制御を理解する。 第7週 分子生物学の応用 2 遺伝子工学の管理技術、コンピュータ・ネット利用等の最新情報を理解する。 第8週 総合的課題 これまでの学習内容のうち、重要事項を総合的に復習する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
生化学(西川一八・清水光弘共編、オーム社 2008) |
参考書等 /Required Materials |
・ヴォート基礎生化学(D.Voet、 J.G.Voet、 C.W.Pratt著 ; 田宮信雄 [ほか] 訳、東京化学同人 2010)
・分子遺伝学の基礎(Paul Berg、 Maxine Singer[著] ; 岡山博人監訳 ; 永田昭久[ほか]訳、東京化学同人 1994) ・ノーベル賞からみた遺伝子の分子生物学入門(石田寅夫著、化学同人 1998) ・ワトソン遺伝子の分子生物学(James D.Watson [ほか] 著 ; 滋賀陽子、 中塚公子、 宮下悦子訳、東京電機大学出版局 2010) ・とことんやさしいヒト遺伝子のしくみ : 体型も性格も運動能力も病気のかかりやすさも左右する(生田哲著、SBクリエイティブ 2014) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標1、2、3、4のいずれも、小テストおよび最終試験で評価する。 小テスト 80点(第2,3,4,5,6,7週) 最終試験 20点 100点満点において60点以上を合格とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
英語を語源とした専門用語を多く扱いますので、辞書が理解に役立ちます。 授業中に質問を多くしますので、積極的に参加してください。 新しい授業形態を試行します。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
生化学A、生化学B,分子生物学A |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
授業開始時にも概要,達成度目的を示し,授業を受けるにあたり目標を意識し,主体的な学修を促す |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
1.教員が教科書の内容を教授する前にグループによる小テストに取り組む。スマホ等による調査を認める。2.相互小テストの解説をする。3.関連項目を学ぶ。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
重要事項または発展的な内容について,単純な記憶を求めない。授業で得た知識を使って,関連性,根拠,理由等を協同的に議論する。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |