授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 5,木/Thu 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 無線伝送工学/Antenna Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 長谷川弘治
時間割コード/Registration Code J3187
連絡先/Contact 長谷川弘治(教員室:7号館4階 Y403 
連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください.
電子メール:本人かどうか確認できないので,使用しないでください.Moodleの会話を利用してください.
なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します.
khasegaw@大学共通アドレス
)
オフィスアワー/Office hours 長谷川弘治(Moodle のお知らせに記載しています.
情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,http://www.muroranit.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.htmlを参照して下さい. )
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2021/08/18
授業のねらい
/Learning Objectives
アンテナ工学の基礎理論を習得する
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の事項を説明できる。
1.電磁波と伝送線路の基礎知識(20%)
2.微小電気ダイポールからの電磁波の放射特性(10%)
3.アンテナの諸特性(50%)
4.電波伝搬(20%)
授業計画
/Course Schedule
22.5時間(15週×1.5時間)
1週 シラバスの説明,電磁波概論,計算法の復習(複素表示,外積),Maxwellの方程式(復習課題1)
2週 電磁波の基礎1(平面波,波数ベクトル,電力)(復習課題2)
3週 電磁波の基礎2(偏波,境界条件と等価定理(復習課題3)
4週 微小電気ダイポールからの放射(復習課題4)
5週 伝送方程式と給電線路(復習課題5)
6週 問題演習1
7週 反射係数,VSWR,整合,スミスチャート(復習課題6)
8週 基本的なアンテナ,放射ベクトル,指向性,アンテナ利得(復習課題7)
9週 入力インピーダンス,放射電界強度,実効長 (復習課題8)
10週 問題演習2
11週 アンテナの等価回路,実効面積,開口効率(復習課題9)
12週 フリスの伝達公式,アンテナの不整合損, 各種線状アンテナ(復習課題10)
13週 開口アンテナ, アレーアンテナ
14週 電波伝搬(概要,平面大地)
15週 電波伝搬(大気中の伝搬), 後半のまとめ

講義を受講後,必ず教科書の該当部分を読んで,講義内容を確認してください.
課題レポートは,期限までに提出してください.

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です.
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります.
教科書
/Required Text
伊藤,岩﨑,岡田,長谷川著,理工学入門講座 基礎からの電磁波工学,日新出版(ISBN:9784817302335)
参考書等
/Required Materials
安達三郎、佐藤太一著、電波工学、森北出版(ISBN:9784627706415)
徳丸仁,基礎電磁波,森北出版(ISBN:4627781601)
鹿子嶋憲一著、光・電磁波工学、コロナ社(ISBN:9784340000000)
小柴正則著,波動解析基礎,コロナ社(ISBN:4339018279)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1.1回の課題レポート(40%)、定期試験(60%)により100点満点で評価する。60点以上を合格とする。
2.再試験は実施しない。
3.全目標は、課題レポートならびに定期試験において計算問題を出題して評価する。
4.課題レポートの未提出者は、評価を不可(0点)とします.
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
履修者は,必ずmoodelに登録すること.
質問は,Moodleの質問欄を使用するか,講義終了後,あるいはオフィスアワー(指定した時間帯)にすること.
再試験は行わない.不合格者は,再履修となる.
授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡し,Moodleのお知らせに記載する.
なお連絡には,掲示板を使用しません.
また教員への連絡は,Moodleのメッセージを利用して下さい.電子メールでは,記録が残りませんから,回答しません.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
無線伝送工学では,平面波,アンテナなどについて,電磁気学を基に,電磁波伝搬やアンテナの回路動作を考えます.この科目を履修することで,電磁気学の知識を整理するとともに,より深く電磁気学を理解することができます.また,陸一(無線技術士)の資格取得に役立ちます.

積極的に課題に取り組んで,理解を深めてください.
なお,内容を理解するためには,自分で紙に物理現象のモデルを描き,数式で議論をする練習が必須です.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学習・教育目標の(B)に付随的に関与する
関連科目
/Related course
電磁気学基礎、電磁気学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義を受講後、必ず教科書の該当部分を読んで、講義内容を確認すること。復習課題は、必ず取組むこと。レポート課題は、講義中に扱えなかった発展的問題を含み、定期試験と同程度の難易度であるから、必ず取組むこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年次んみ学んだ電磁気学ならびに電気回路の知識を適用して、解析モデルを構築し、アンテナ特性等の理論式を導出する。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%