授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 1,木/Thu 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title パワーエレクトロニクス/Power Electronics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 青栁 学
時間割コード/Registration Code J3184
連絡先/Contact 青栁 学(居室 E305-1 Email:  maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp) )
オフィスアワー/Office hours 青栁 学(情報電子工学系学科電気電子系コース掲示板のオフィスアワー一覧,または,
http://www.muroran-it.ac.jp/ie/elec/electronics/elec/undergraduate/officehour.html
を参照して下さい。 )
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2021/09/07
授業のねらい
/Learning Objectives
電力用半導体素子、電力の変換、制御技術を中心にパワーエレクトロニクスの基本動作と応用を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.電力用半導体素子の動作原理と使用法を修得する。(20%)
2.整流回路の基本原理を理解し活用法を修得する。 (30%)
3.DC-DCコンバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(30%)
4.インバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(20%)
授業計画
/Course Schedule
総時間数:1.5時間×15回=22.5時間

第1回:パワーエレクトロニクス緒論
第2回:電力変換の基本回路とその応用例
第3回:ひずみ波形の取り扱い方
第4回:パワー半導体デバイス
第5回:電力の変換と制御(1)  スイッチによる電力変換
第6回:電力の変換と制御(2)  スイッチング損失,ドライブ回路
第7回:サイリスタコンバータ(1) 単相ブリッジ整流回路
第8回: 中間試験
第9回:サイリスタコンバータ(2) 三相ブリッジ整流回路
第10回:サイリスタコンバータ(3) 交流スイッチ
第11回:DC-DCコンバータ(1) チョッパ回路,共振形コンバータ
第12回:DC-DCコンバータ(2) スイッチングレギュレータ
第13回:インバータの基本回路
第14回:PWMインバータ
第15回:復習
(16回目 定期試験)
・教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。

定期試験
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
新インターユニバーシティ「パワーエレクトロニクス」(堀孝正 編著、オーム社 2008)
参考書等
/Required Materials
「セメスター大学講義 パワーエレクトロニクス」(矢野昌雄、打田良平著、丸善)
「パワーエレクトロニクス入門」 (片岡昭雄、森北出版)
「パワーエレクトロニクス回路」(電気学会調査専門委員会編、オーム社)
「電動機の可変速駆動入門」 (片岡昭雄、森北出版)
成績評価方法
/Grading Guidelines
小テスト20%、中間試験40%、定期試験40%で評価し、60点以上を合格とする。(最高点:100点)
各到達目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:小テスト,中間試験で論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2について:小テスト,中間試験で解析および設計のための計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標3について:小テスト、定期試験で解析および設計のための計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標4について:小テスト、定期試験で解析および設計のための計算問題を出題し、達成度を評価する。
再試験は行わない。不合格者は再履修すること。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
(1)電気回路基礎、電気回路及び電子回路I、電磁エネルギー変換工学,制御工学の単位を取得していることが望ましい。
(2)講義連絡、スライド資料の配布、課題提出などにMoodle2017を使用します。 講義の前後にMoodle2017を確認してください。
(3)関数電卓を用意し、使えるようにしておいてください。
   試験も含めて授業には必ず持参してください。
(4)学生証を持参し、カードリーダで出席を登録してください。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
電気回路,電子回路,半導体工学,電気機器学,制御理論に幅広くまたがった境界領域を扱いますので,理解が不十分な授業科目はその都度学習し直すこと。身のまわりのパワーエレクトロニクス技術を探して見て下さい。電気を使用する所,ほぼ全てに存在しています。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学習・教育目標の, (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する,に対応している。

学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
電気回路基礎,電気回路,電磁エネルギー変換工学,制御工学,電気機器学、電力発生工学
備考
/Notes
電気電子工学実験Bの「電気機器関連実験」と平行して授業が進められますので,講義が実験と前後する場合があります。
電気主任技術者の資格には必ず取得しなければならない授業科目です。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
単元毎に小テストを実施する。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
・主に電気回路の知識を基礎とし、電子回路、半導体、電気機器、送配電工学などの電気応用分野の総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%