授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金/Fri 1,金/Fri 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科電気電子工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 送配電工学/Electric Power Transmission and
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 佐藤孝紀
時間割コード/Registration Code J3182
連絡先/Contact 佐藤孝紀(F309-1, 0143-46-5506, ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 佐藤孝紀(金曜日(18:00~19:00)
職務の都合により、この時間にもオフィスを不在にする場合がありますので、まず、上記アドレスに電子メールを送ってください。
)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2021/08/18
授業のねらい
/Learning Objectives
送電、配電、変電に関するハードとソフトについて学習し、電気エネルギー伝送技術の基本原理を理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.送配電システムの構成、使用される機器とその運転・制御について学ぶ(理解力60%)。
2.送配電システムの解析について学ぶ(理解力20%、計算力20%)。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間

第1回:ガイダンス、電力系統と送電・配電1(電気エネルギー、技術史)
第2回:電力系統と送電・配電2(系統の基本構成、送電電圧)
第3回:電力系統と送電・配電3(交流送電、直流送電、送電網)
第4回:送配電線路1(送電網、架空送電線路)
第5回:送配電線路2(地中送電線路、低圧配電線路、高圧配電線路)
第6回:変電所(機能、運転、制御)
第7回:電力の伝送特性1(電圧降下、電圧変動率)
第8回:電力の伝送特性2(フェランチ効果)
第9回:電力の伝送特性3(力率改善、送電電圧と送電電力)
第10回:故障計算1(故障、単位法、単相回路)
第11回:故障計算2(三相交流と対象座標法)
第12回:故障計算3(故障計算の実例)
第13回:サージと絶縁(雷サージ、開閉サージ、絶縁対策、絶縁協調)
第14回:保護継電方式(保護継電器、送電線の保護、母線の保護、変圧器の保護、発電機の保護)
第15回:配電(負荷と設備計画、事故対策、高調波障害)
定期試験
・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
送電・配電(道上勉、電気学会 2001)
参考書等
/Required Materials
電気エネルギー伝送工学(松浦虔士、オーム社 1999)
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験および4回の小テストの結果を総合し、100点満点中60点以上を合格とする。なお、定期試験と小テストの割合は、それぞれ60%および40%である。
目標1.小テスト、定期試験において論述問題を出題し評価する。
目標2.小テスト、定期試験において論述問題と計算問題を出題し評価する。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
再試験は行わない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
電気主任技術者の資格に係る授業科目(必修)です。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、電気回路基礎、電気回路、電気回路演習、電磁気学基礎、電磁気学、電磁気学演習、高電圧工学を履修し、十分に理解していることが望ましい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
小テストの実施により継続的な学修を促す。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年前期・後期に学んだ電気電子工学の基礎知識に基づき、高電圧工学に係る専門的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満