開講学期/Course Start | 2021年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 創造工学科航空宇宙工学コース |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 航空宇宙構造工学Ⅱ/Aerospace Structural Engineering II |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 境 昌宏,樋口健 |
時間割コード/Registration Code | J3162 |
連絡先/Contact |
境 昌宏(教員室;B307 TEL;0143-46-5377 e-mail;msakai@mmm.muroran-it.ac.jp) 樋口 健(A301室 higuchi(at)mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
境 昌宏(火曜日 15:00~17:00)
樋口 健(木曜日10:00-12:00) |
実務経験/Work experience |
樋口 健(宇宙航空開発事業を扱う国立研究所において科学衛星の構造材料系担当として設計に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2021/03/08 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
航空機や宇宙機など輸送機器の構造は、強度・剛性・軽量性を兼ね備えたものでなければならないため、構造様式の洞察と詳細な構造解析を要する。本授業では、これらに必要な軽量構造力学の概念とその基礎知識を修得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.梁や柱が荷重を受けた場合の挙動を解析できる。 2.平板の面内応力解析や面外変形解析ができる。 3.薄板構造の曲げと捩りの概念を理解する。 4.剪断場と張力場の概念を理解する。 5.複合材の特性を理解する。 6.サンドイッチ構造の概念を理解する。 7.構造振動の概念を理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:22.5時間 第1週:2次元応力、3次元応力 第2週:長柱の座屈(理論) 第3週:長柱の座屈(さまざまなな境界条件) 第4週:ビームコラムと柱の変形 第5週:ビームコラムと柱の座屈 第6週:棒の捩り、骨組構造 第7週:平板の面内変形の定式化 第8週:平板の面内変形の応用 第9週:平板の曲げ 第10週:薄肉梁の剪断曲げ 第11週:薄肉梁の捩り 第12週:剪断場と張力場 第13週:サンドイッチ構造 第14週:多自由度の振動と連続体の振動 第15週:構造振動 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
特になし。 |
参考書等 /Required Materials |
基礎から学ぶ材料力学(臺丸谷政志、 小林秀敏共著 森北出版 2015)(ISBN:9784627665125)
航空機の構造力学(新沢順悦、 藤原源吉、 川島孝幸共著 産業図書 1989)(ISBN:9784782840740) 航空力学の基礎(牧野光雄著、産業図書 1989)(ISBN:9784782840702) 航空機構造力学(小林繁夫著、丸善 1992)(ISBN:4621037560) 航空機構造解析の基礎と実際(滝敏美著、プレアデス出版 2012)(ISBN:9784903814537) 航空宇宙工学便覧(日本航空宇宙学会編、丸善 2005)(ISBN:4621075705) 機械工学便覧(日本機械学会編、日本機械学会 2007)(ISBN:9784888981620) 弾性力学(小林繁夫、 近藤恭平共著、培風館 1987)(ISBN:9784563032524) 薄板構造力学(関谷壮、 斉藤渥共著、共立出版 1968)(ISBN:432008067X) 軽構造の理論とその応用(林毅編、日本科学技術連盟 1966) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
出欠テストや宿題の日常点(15%)+期末レポート(85%)で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、出欠テストや宿題プリントで到達度を逐次確認し、最終的には期末レポートで到達度のまとめを行う。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
1) 集中講義ですから授業日時と教室に注意してください。 2) 期末レポートを提出するには2/3程度以上の出席率を必要とします。 3) 材料の力学A,材料の力学B,航空宇宙構造工学Ⅰの知識の上に組み立てられる講義ですので,2学年開講科目をしっかり復習してしておいてください。 4) 講義の理解度を見るために小テストを行うことがあります。宿題として練習問題を課すことがあります。この小テストと宿題も成績評価に入ります。 5) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板あるいはMoodleで通知します。 6) 再試験は行わないませんので、不合格者は再履修してください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、2学年開講の材料の力学A、材料の力学B、航空宇宙構造工学Ⅰを履修し終わっていることが強く望まれる。関連科目は、航空宇宙構造工学Ⅲ、航空機設計法Ⅰ、航空機設計法Ⅱ、航空宇宙工学実験、宇宙機設計法、航空宇宙工学セミナー、卒業研究Ⅰ、Ⅱである。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・聞いているだけでその場で理解できるわけではないことが多いので毎週の復習が大事である。 ・授業時間内に小テストを実施することがある。 ・演習として宿題を課すことがある。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・演習では教科書に載っていないが良く使われる公式を調査する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・材料の力学A、材料の力学B、航空宇宙構造工学Ⅰで学んだことを基礎とし、発展的・実例的な学習と、その問題演習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |