授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金/Fri 5,金/Fri 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 火山防災工学/Volcano Disaster Science
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 後藤芳彦
時間割コード/Registration Code J3129
連絡先/Contact 後藤芳彦(内線5291)
オフィスアワー/Office hours 後藤芳彦(オフィスアワー 金曜日12:00-12:55)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2021/03/16
授業のねらい
/Learning Objectives
火山防災に関する基礎的な知識を習得し、その応用に関する理解を深める。火山の科学的、工学的な基礎を学び、それらを念頭においた防災について学ぶ。活火山、活断層、ハザードマップについても学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の到達度を目標とする。
1.火山学の基礎を理解し、噴火現象を正しく理解する。
2.火山噴出物に関する知識を習得する。
3.火山災害の事象について理解する。
4.ハザードマップの作成方法や問題点について理解する。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);22.5時間

第1回:火山災害の概要(火山、災害、地震)
第2回:火山噴火のタイプと分類(マグマ噴火、マグマ水蒸気噴火、水蒸気噴火)
第3回:火砕流の発生機構(スフリエール型、メラピ型)
第4回:火砕流に伴う火砕サージ(グラウンドサージ、アッシュクラウドサージ)
第5回:マグマ水蒸気噴火とベースサージ(ベースサージ、デューン構造)
第6回:溶岩ドームの種類(溶岩ドーム、潜在ドーム)
第7回:溶岩ドーム形成に伴う災害(溶岩ドーム、災害、メラピ型火砕流)
第9回:山体崩壊のメカニズム(岩屑なだれ、流れ山、火山津波)
第8回:山体崩壊の災害事例(セントヘレンズ山、磐梯山、雲仙火山、有珠山、羊蹄山)
第10回:火山泥流と土石流(降雨型泥流、融雪型泥流、熱泥流)
第11回:火山泥流と災害事例(ネバドデルルイス、十勝岳、ヨークルハウプ)
第12回:火山とハザードマップ(防災、ハザードマップ、ソフト対策)
第13回:ハザードマップ作成法(マッピング、地質図)
第14回:活火山の定義と北海道の活火山(噴火史、年代測定)
第15回:北海道南西部の火山防災(有珠山、樽前山、噴火史)
定期試験
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
なし。適宜プリントを配布する。
参考書等
/Required Materials
地学辞典(地学団体研究会、平凡社)
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験(100%)。100点満点中60点以上で合格。火山防災学に関する概念や考え方を深く理解し、火山現象学の専門用語を正しく理解し、使うことができるかを確認することにより評価する。具体的には(1)火山噴火現象の基礎理解、(2)火山防災の理解、(3)ハザードマップの理解に関して、筆記試験(記述式)を行い評価する。
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
講義は黒板、パワーポイント、プリント、ビデオを併用して行う。講義は出欠をとり、出欠は評価の前提となるので注意すること。定期試験の再試験は行わない。不合格者は再履修となる。授業中の質問は歓迎する。授業の終了前に質問時間を設けているので、その時間にぜひ質問をしてほしい。授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
特になし。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
アクティブラーニングを行う。自己学習(講義中に配布したプリントおよびノートの読み直しによる復習)を行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし。