開講学期/Course Start | 2021年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 5,月/Mon 6,月/Mon 7 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科建築土木工学コース |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 水理学Ⅱ/Hydraulics Ⅱ |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 中津川 誠 |
時間割コード/Registration Code | J3125 |
連絡先/Contact |
中津川 誠(D310 0143-46-5276 mnakatsu@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
中津川 誠(月曜 12:00-12:30 火曜 12:00-12:30) |
実務経験/Work experience | 中津川 誠(国立研究開発法人と国土交通省の河川事務所において調査・計画・設計・施工・維持管理業務に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2021/03/04 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
人の生活にとって必須物質である水を利用・制御するため、開水路の流れに関する力学的諸原理と基礎法則を学習する。さらに、河川や用排水路の流れなど現実の課題を解く能力を高めるため、演習問題を通して理解力と洞察力を養う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.定常流・不定流、常流・射流等の流れの分類に関する用語を理解する。 2.常流と射流を区分する限界水深を理解し、式の導出ができる。 3.等流、不等流の考え方を理解し、断面に応じた水深や水面形の計算ができる。 4.運動量の意味を理解し、跳水前後の水深や流速の計算ができる。 5.相似則の考え方を理解し、実物と模型の縮尺に応じて水理量をどのように換算するかが計算できる。 |
授業計画 /Course Schedule |
講義(試験を含む)24h + 演習11.25h = 合計35.25h 第1回:序論、水理学Iの内容(質量保存則、エネルギー保存則)の復習 第2回:開水路流れの分類 第3回:開水路流れの基礎と比エネルギー 第4回:水面形の方程式(1)エネルギー損失なし 第5回:水面形の方程式(2)エネルギー損失あり 第6回:限界水深と跳水 第7回:水面形の分類 第8回:平均流速公式 第9回:通水能 第10回:等流計算 第11回:不等流計算 第12回:運動量保存則(1)基礎 第13回:運動量保存則(2)応用 第14回:相似則 フルード相似則、レイノルズ相似則 第15回:まとめ 定期試験 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
水理学 玉井信行, 有田正光共編 ; 浅枝隆 [ほか] 共著 オーム社 2014(ISBN:9784274216732)
その他、必要に応じて授業中に資料を配布する。 |
参考書等 /Required Materials |
図説わかる水理学 井上和也編 ; 東良慶 [ほか] 著 学芸出版社 2017(ISBN:9784761526535) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする。ただし、評価点は100点満点中演習30点、定期試験70点の割合とする。なお、出席率が80%以上で定期試験を受験した者のうち上記評価点が100点満点中60点未満の者には再試験を課すが、再評価点が60点未満の者は再履修とする。 各到達度目標の評価方法は以下のとおりとする。 目標1~5:レポート、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
1.履修には80%以上の出席率(=出席回数/講義回数)を必要とする。出席はmoodleもしくはレポートの提出によって確認する。 2.授業に係る連絡、必要な資料の配布はmoodleを通して行う。 3.流れの力学、水理学Iの単位を取得していることが望ましい。 4.アクティブラーニングへの対応は以下のとおりとする。 ・教科書の該当部分(授業時間内で指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。 ・授業後に教科書や参考書の演習問題および課題のレポートに取り組むことにより、該当する部分の理解度を確認すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本授業は、演習問題を通して理解を深める方法をとっている。単に数式の使用法を憶えるのではなく、適用すべき理論や計算法を自分自身が納得して使用することが、実用問題の解決に不可欠となる。 各回の授業において、次回の講義内容を予告するので、教科書の該当ページの予習を行うこと。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 土木コースの学習・教育目標との関係 ○(C)将来能力 ◎(D)土木専門基礎 ○(E)実験演習 ○(F)環境防災 |
関連科目 /Related course |
流れの力学、水理学Iを習得していることが望ましい。本科目では、後年次の応用水理学、水文学、河川計画学、海岸・海洋工学、港工学などの専門科目の履修に必要な基礎的事項の習得を目指す。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容に対し、直後に確認テストおよび演習を実施するので、十分に予習を行うとともに、講義に集中して知識の習得を図ること。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |