授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2021年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 7,月/Mon 8,月/Mon 9,火/Tue 2,火/Tue 3,火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科建築土木工学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title 土木工学創造演習(後半8週・週2回開講))
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 菅田紀之,小室雅人
時間割コード/Registration Code J3071
連絡先/Contact 菅田紀之(D212. 0143-46-5220. sugata@mmm.muroran-it.ac.jp)
小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 菅田紀之(水曜日12:00~12:45.金曜日12:00~12:45)
小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2021/09/07
授業のねらい
/Learning Objectives
土木構造力学やコンクリート工学等の関連科目の知識を応用して,与えられた条件を満足するトラス橋およびコンクリートを設計製作するための基礎能力を身につける.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.トラスコンテストを通して,トラスの軽量化および高耐力化に対する解決策を提示することができる.(エンジニアリングデザイン能力)
2.コンクリートに関する実験を通して,コンクリートの性質について理解し説明を行うことができる.(理解力・知識力)
3.モルタルコンテストを通して,モルタル(コンクリート)の高強度化に対する解決策を提示することができる.(エンジニアリングデザイン能力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:33.75時間

授業はトラスコンテスト,コンクリート実験,モルタルコンテストで構成されている.

1回 概要説明,トラスの部材力の求め方
2回 トラスコンテストの説明,試作トラスの製作
3回 試作トラスの載荷試験,コンテスト用トラスの設計
4回 トラスの設計および図面作成
5回 トラスの製作,コンクリートの製造およびフレッシュコンクリーとの試験
6回 トラスの製作
7回 トラスの製作,硬化コンクリートの強度試験(A班)
8回 モルタルコンテストの説明,モルタルの設計
9回 トラスの製作,硬化コンクリートの強度試験(B班)
10回 コンテスト用モルタルの製作
11回 硬化コンクリートの強度試験結果の整理
12回 トラスの仕上げ,トラスコンテスト用プレゼンファイルの作成
13回 モルタルコンテスト用プレゼンファイルの作成
14回 トラスコンテスト
15回 モルタルコンテスト

予め関連する授業の内容について理解したうえで授業に出席すること.
授業内容の理解を深めたうえでレポート作成を行うこと.

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
崎元達郎著「構造力学 [第2版] 上 静定編」森北出版(ISBN:9784627425125)
小林一輔・武若耕司著「最新 コンクリート工学 第6版」森北出版(ISBN:9784627430969)
参考書等
/Required Materials
土木学会「土木材料実験指導書 2019年改訂版」(ISBN:9784810609554)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で,60点以上を合格とする.
トラスコンテスト40 %,コンクリート実験30 %,コンクリートコンテスト30 %の割合で評価する.

各達成目標の評価は,次のように行う.
目標1. グループ学習およびコンテストでのプレゼン内容で評価する.
目標2. レポートで評価する.
目標3. グループ学習およびコンテストでのプレゼン内容で評価する.

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
不合格者は再履修すること.
実験・演習では,教員およびTAの指示に従うこと.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
この授業では共同作業が中心となります.他の学生と議論し解決策を見出すようにしてください.また,製作過程や実験では安全性に注意を払うようにしてください.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
土木工学トラックの学習・教育目標との関係
◯ (C)将来能力
〇 (D)土木専門基礎
◯ (E)実験・実習
◎ (G)自然調和(エンジニアリングデザイン能力)
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては,2年前期開講の材料の力学A,B(必修)および2年後期開講の建設構造力学(必修)および建設材料学(必修)の内容を理解していることが望ましい.また,同時に開講されている土木構造力学Ⅰ(必修)およびコンクリート工学(必修)と相互に関連している.
以後の関連科目は,3年前期開講の土木構造力学Ⅱ(必修),土木工学実験(必修)およびコンクリート構造学Ⅰ(必修)である.

No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
トラスの軽量化および高耐力化設計,コンクリートの実験および高強度化設計など,事前に学習し授業にのぞむことが必要である.適時,課題を課すので主体的に学習し授業にのぞむこと.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
本授業では数名でグループを組み,設計製作および実験を行う.その中で個人の役割を果たすことが重要である.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年後期(第3クオーター)までの材料系科目,構造系科目および同時に進んでいる土木構造力学Ⅰおよびコンクリート工学で学んだことを基礎として,知識を統合するように学習を進める.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%