開講学期/Course Start | 2021年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 水/Wed 5,水/Wed 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 計測工学(隔週、Aクラス) |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 相津佳永,船水 英希 |
時間割コード/Registration Code | J3027 |
連絡先/Contact |
相津佳永(0143-46-5348, Email: aizu@mmm.muroran-it.ac.jp, Y401)
船水 英希(B309,funamizu@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
相津佳永(Tuesday 16:30-17:00)
船水 英希(火曜日15:00~16:00) |
実務経験/Work experience |
相津佳永(電機光学製品の研究開発事業を扱う企業での光計測システムの研究開発経験を有する)
|
更新日/Date of renewal | 2021/03/05 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
工学分野における計測技術について物理的な原理に根差した基本概念を理解し、工学系の諸専門分野において計測の果たしている役割を理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
工学的な計測の基本的事項を理解し、工学・科学の諸専門領域で必要とされる各種計測手法の共通した基礎事項を修得する。計測の基本と誤差の正しい取り扱いの原理を理解することで、正確かつ信頼性の高い計測を行うことのできる工学技術者としての基礎を築くことを目指す。具体的には、 1)計測の取扱いに必要な物理量の単位と標準に関する知識が習得でき、使えるようになる。(知識力) 2)測定量とその誤差を客観的に解析評価できるようになる。(解析力) 3)計測情報の取り扱いと計測信号の演算のための基本的手法を習得し、演算結果の妥当性を理解できるようになる。(理解力) |
授業計画 /Course Schedule |
第1回:物理量の単位と標準 第2回:測定の不確かさとその統計・評価① (真値と誤差,誤差の三公理,確率密度関数,平均値と分散) 第3回:測定の不確かさとその統計・評価② (正確さと精密さ,推定の信頼性,Gaussの誤差伝搬) 第4回:測定値の相関と回帰 (相関係数,最小二乗法,集合平均と時間平均) 第5回:時系列データの処理 (共分散,相関関数,自己相関) 第6回:自己相関関数 (物理的意味,数学的意味,周期性をもつ関数) 第7回:出力信号の応答とフィルタリング (フーリエ変換,パワースペクトル,フィルタリング) 第8回:デジタル量と各種物理量計測の概要,まとめ 定期試験 総授業時間数(実時間);12時間 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,学生のみなさんへの十分な周知のもと,授業計画・授業実施方法は変更する可能があります. |
教科書 /Required Text |
計測工学(鈴木亮輔 [ほか] 著、朝倉書店 2014) (ISBN:4254201598) |
参考書等 /Required Materials |
はじめての計測工学(南 茂夫 [ほか] 著、講談社)(ISBN:4061565117) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験100%で判定する。ただし、レポートを定期的に課すので,その提出がない分について定期試験の得点から減点を行うことがある。出席点は設けていない。提出レポートに基づく理解状況により小テスト、中間試験を実施した場合は、これらを20%、定期試験を80%の割合で評価することがある。いづれも60点以上を合格とする。 達成度目標に示した1)から3)までの3項目を、定期試験ならびにレポート課題により、計算結果あるいは説明の論理的記述から各項目60%以上達成されていることを確認し評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,学生のみなさんへの十分な周知のもと,成績評価方法は変更する可能性があります. |
履修上の注意 /Notices |
1.80%以上の出席が必要。 2.再試験は原則実施しない。理解度に応じて状況を判断し、補習を経て再試験を行う場合がある。その際も100点満点で60点以上を合格とする。 3.不合格者は再履修すること。再履修時も毎回出席すること。 4.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
ほぼ毎回レポートを課す予定である.採点しやすいように,導出過程や理由および根拠など,他人がみて分かりやすいレポート(文字や書き方も含めて)を心がけること.模範略解を,後日の講義で説明し,moodleからダウンロードできるようにする予定である. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
学科共通科目の物理学、工業物理基礎実験、統計的データ処理、確率・統計に関連する。各専門コースにおける実験、演習、設計関係の科目に関連する。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
単元ごとに課題のレポート提出,中間テスト,小テスト |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |