開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 9,木/Thu 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 1年,2年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 一般教養教育 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | メンタルヘルス論 |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 田所 重紀 |
時間割コード/Registration Code | F1522 |
連絡先/Contact |
田所 重紀(保健管理センター 0143-46-5855(代表) s-tadokoro@mmm.muroran-it.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours |
田所 重紀((月)10:00-12:00、(金)10:30-12:00; 14:00-16:00 Monday 10:00-11:55, Friday 10:30-12:00; 14:00) |
実務経験/Work experience | 田所 重紀(精神科医療機関で精神疾患やメンタルヘルス不調に対する診療経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2020/08/07 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
本授業の目的は、(1)健康な心とはどのようなものか、(2)健康な心を実現するにはどうすればいいのか、というメンタルヘルスにおける二大問題について一緒に深く考究することにより、自分自身や周囲の人の心の健康を保持増進させることができるようになることである。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
①「健康な心」の有り様について具体的なイメージが描けるようになること。 ②「健康でない心」とはどのような状態であり、どうしてそのような状態に陥ってしまうのかについて理解する。 ③「健康な心」の実現方法を理解し、それを日常生活において実践できるようになる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22.5時間 1週目 イントロダクションー「健康な心」とは 2週目 「メンタルヘルスリテラシー」とは 3週目 カウンセリングマインドを養う(1)―ネガティブな感情の「わだかまり」を捉える 4週目 カウンセリングマインドを養う(2)―自縄自縛している固定観念を捉える 5週目 カウンセリングマインドを養う(3)―背後にあるポジティブな感情を捉える 6週目 精神療法から学ぶ(1)―「クライエント中心療法」が教えてくれること 7週目 精神療法から学ぶ(2)―「対人関係療法」が教えてくれること 8週目 精神療法から学ぶ(3)―「認知行動療法」が教えてくれること 9週目 精神療法から学ぶ(4)―「森田療法」が教えてくれること 10週目 自然人間学から学ぶ(1)―ネガティブな感情と欲望の関係とは 11週目 自然人間学から学ぶ(2)―ネガティブな感情を活かすには 12週目 自然人間学から学ぶ(3)―感情になりきる vs. 感情にとらわれる 13週目 自然人間学から学ぶ(4)―苦悩を生きる力に変える 14週目 メンタルヘルスと社会 15週目 総括―自然人間学がもたらす幸福とは (16週目 定期試験) ・ 各週の授業において論述式の課題を課すので、その課題の内容についての復習を通じて自己学習すること。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
授業中に適宜資料を配布する。 |
参考書等 /Required Materials |
悩みには意味がある(生活の発見会編、白揚社)(ISBN:4826971133)
新しい自分で生きる(生活の発見会編、白揚社)(ISBN:4826971141) |
教科書・参考書に関する備考 |
本授業はPowerPointのスライドを用いて行い、毎回その抜粋資料を配布する。 必ずしも参考書を購入する必要はないが、本授業に対する理解を深めそれを実践するためにも、購入することを推奨する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点であり、授業中の課題(20%)と期末試験(80%)にて評価する。 到達度目標①②③ともに、授業中の課題と定期試験における論述問題にて評定する。 また、授業中の態度や発言状況などにより、最終評価を加減することがある。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
期末試験を受験するためには、80%以上の授業への出席が必要となる。 合格点は全体で60点以上であり、不合格の場合には別のレポート課題を課し、その出来具合で合否を判定する。 本授業の2週目と15週目に心理テストに協力して頂く可能性がある。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本授業を通じて是非とも、しなやかで力強いメンタルヘルスリテラシーを身につけて頂ければ幸いです。 そしてその利益を自分だけが享受するのではなく、周囲の人にもお裾分けできるようになって頂ければ幸いです。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
「医の科学」の受講を通じて身体の健康についての理解を得ることが望ましい。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
備考 /Notes |
【以下、対面授業を行うことになった場合の注意事項です】 本授業は原則としてカードリーダーが設置された教室で行われ、カードリーダーの記録のみに基づいて出欠を確認する。 注1)レポートを提出しただけでは出席したことになりません。 学生証を忘れたりカードリーダーに学生証をかざし忘れたりした場合、当該の授業時間内に申し出れば出席扱いとなるが、それ以外の時間帯の場合には斉しく欠席扱いとする。 注2)カードリーダーの記録にて授業への出席が80%未満の者は自動的に「不可」となります。もちろん追試験の受験資格もありません。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回の授業の最初に前回の課題に対する良い回答例を紹介するので、それを通じて自分の回答について再確認すること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
授業中、紹介した良い回答例についてコメントを求めることがある。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
他の心理学系の一般教養教育科目や「医の科学」を通じ、「心の健康」に関する洞察を深める。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |