授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 9,水/Wed 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 一般教養教育
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 哲学入門(前半8週)/Introduction to Philosophy
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 松本ますみ
時間割コード/Registration Code F1503
連絡先/Contact 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/16
授業のねらい
/Learning Objectives
哲学の基本的な概念や考え方を身に着け、それを応用してものごとを柔軟に考えられるようにする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
哲学の基本的な概念を身につけ、それに基づき論理的に考えたり、文章が書けるようになったりできるようにする。具体的には、1.論理的にものを考えることができる 2.批判的思考ができるようにする 3.説得力のある論理的文章を書けるようにする 4.人間として倫理的に行動することができるようにする、などが目標となる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間) 90分×7回=10.5時間

第1回:オリエンテーション 哲学って何? 「哲学史」から「思考の方法論」へ 
    いま社会で起こってことの本質をさぐろう 
第2回:ギリシャ哲学のあらまし (ソクラテス、プラトン、アリストテレス)
   超はやわかり哲学史と哲学概念
第3回:一神教の誕生とそれぞれの特徴(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)
第4回:デカルト以降の近代主義の誕生(主観と客観、ホッブズ、ロック、カント)
   哲学概念を使ってものを考える練習をしてみよう いろいろな角度から物事を見、
   なによりも常識を疑おう
第5回:社会契約説と立憲主義(ルソーの民主主義と自由)
第6回:ヘーゲルの弁証法とその影響 
 マッピングをしながら、ある言葉や概念(例えば、「理系」「技術」「幸福」「思考」「学習」「暴力」…)を説明しよう 
第7回:近代思想の巨星たち  
    ものごとの本質を言い表そう。普遍化して考えよう
第8回 試験

意見をまとめることができるようになることが求められる。
毎回課題を提出。非常に重要。自分の考えを端的かつ論理的に書けるようにすること。
社会でなにが起きているのか、それらにどう向き合えばいいのか考える習慣をつけておくことが求められる。

教科書
/Required Text
特になし。
参考書等
/Required Materials
竹田青嗣+現象学研究会『知識ゼロからの哲学入門』幻冬舎、2008。(ISBN:9784344901247)
梶谷真司『考えるとはどういうことなのか』幻冬舎新書、2018
成績評価方法
/Grading Guidelines
毎回の課題(14点×6+16点×1=100点)、100点満点中60点以上を合格とする。期末試験は行わない。
履修上の注意
/Notices
詳細については授業開始時に説明する。再試験は実施しない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
哲学は、さまざまな学問の基本の基です。みなさんの思考の幅を広げ、世界をみる見方を変えてくれる有効なツールでもあります。また、高校の時のような暗記科目ではありません。ものを考える基礎を学びます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
平和学、国際文化論、日本の憲法、現代社会論
備考
/Notes
オンデマンド型授業になる可能性があるので、注意してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
振り返りのミニットペーパー
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
グループワーク、クリティカルシンキング
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
学んだ哲学的概念を実際の状況に照らし合わせて応用することで深い学びをすることができる。問題を提起しつつ、協働で問題解決をすることができる。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超