授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 9,木/Thu 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 青少年と文化/Youth and Culture
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 阿知良 洋平,田湯善章
時間割コード/Registration Code T6710
連絡先/Contact 阿知良 洋平(achiray@mmm.muroran-it.ac.jp)
田湯善章(K707 / 0143-46-5641 / tayu@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 阿知良 洋平(金曜日11時から12時。事前にメールいただけると確実です。その他の時間でも在室していればいつでもお訪ねください。)
田湯善章(水曜日 / 16:30 - 17:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/08/11
授業のねらい
/Learning Objectives
 テーマは「道具」。穀物を粉・食べ物に変身させる臼や杵。自然界の砂鉄・木炭・石灰を鉄の塊に変身させる炉や技術。子どもたちの知的関心をひき出す浮沈子等の教材。
 多くの道具は私達の肉体の苦労やわずらわしさを取り除く方向で技術開発がなされてきた。しかし、この演習では、便利な道具が開発されてわたしたちのからだが失った技術の習得を通して、その教育的価値について考える。
 こちらから提示する(あるいは学生から提案された)いくつかのテーマに分かれて、自分達で問いをたて、実際に道具と技術を体験し、その体験を言語化し、その言語化が現代社会の在り様に対して持つ批判的意味を検討してもらう。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)文化における道具の意味について、多面的な視点で捉えることができる。
(2)身の回りの道具に即して、自分たちの日常意識と文化との関わりを理解する。
(3)文化・道具の視点から、現代社会のあり様について考察できる。


授業計画
/Course Schedule
総授業時間数は22.5時間。

1講目 オリエンテーション

第1部 文化と道具
2講目 森川海の循環と生活
3講目 道具・技術と食文化
4講目 森川海の循環と鉄産業

第2部 文化と道具に関わるグループワーク
5講目 グループ分け・問いの生成
6講目 調査課題
7講目 グループ活動①
8講目 グループ活動②
9講目 グループ活動③
10講目 グループ活動④
11講目 発表準備
12講目 発表会
*グループ活動では、文化と道具に関わるいくつかのテーマに分かれる。グループによっては、一部集中講義の形式で、定例の時間外での実習を含むことがある。

第3部 文化と道具からみた現代日本社会
13講目 生身の感覚と政治
14講目 道具と戦争
15講目 まとめ

*受講生の関心により、講義内容の変更がありうる。
*自己学習:講義中に例示する事例や事柄について、自分自身の身の回りの生活に即して理解する課題を提示する。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書・参考書に関する備考 テキストは指定せず,必要に応じて,ビデオ資料の視聴,プリント資料の配付,文献などの提示を行う。参考文献は講義中,適宜紹介する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
次の割合を目途に成績の評定を行う。
(1)平常点 40%
(2)グループ活動の成果物 60%
*グループ活動の内容によっては、期末レポートを課す場合もある。
100点満点中60点以上で合格とする。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
不合格となった場合は、再履修となる。
F1523 と同時開講される。履修人数に制限がある。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準:
地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養

建築社会基盤系学科土木工学コース:
〇(B) 良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性)
〇(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し、将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力)
機械航空創造系学科機械システム工学コース:(A) 多面的考察力の修得
情報電子工学系学科電気電子工学コース・情報通信システム工学コース:
(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
自己学習:授業中に興味を持ったことは、ぜひ自分で追求してみてください。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
グループ学習:グループ学習がありますが、人と話すことや議論が苦手な方も、内容に関心があれば、気にせず受講してください。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
知識の総合化:技術観の形成
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし