授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 行動の科学/Behavioral science
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 松本ますみ,石橋伸恵
(実際に講義を行うのは石橋です。授業についての質問は石橋へ)
時間割コード/Registration Code T6325
連絡先/Contact 石橋 伸恵(石橋伸恵(11850004@mmm.muroran-it.ac.jp))
松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 石橋 伸恵(石橋伸恵(授業時間前後15分間.非常勤講師室Q309もしくは講義教室))
松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/19
授業のねらい
/Learning Objectives
人はどのような心を持つのか。心はどのような行動を生み出すのか。行動はどのような社会を作り上げるのか。人の心が行動を生み出し、その行動が社会を形成し、形成された社会環境がまた人の心や行動に影響していく過程を理解することは、現在の日本社会あるいは国際社会を理解するうえで非常に重要である。本講義では社会心理学における様々な実験研究を通じて、人の心と行動、社会との関連を紐解いていく。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
① 人間行動に関する多様な研究の知識の獲得:人間行動と社会とそれらの相互作用について様々な切り口から研究が行われている。授業で扱う主要な研究の知識を獲得する。
② 3つの重要な概念の理解:ゲーム理論・進化と適応・認知バイアスの概念を理解する。
授業計画
/Course Schedule
~~~~~~~~~~【重要】~~~~~~~~~~
オンライン受講の前にムードル「行動の科学2020」に参加すること。

■履修環境についてのアンケートに回答しておいてください
(授業の進め方の参考にします)
■初回(4/26(日) 5,6限)は接続テストのため12:30にzoomを開始します。
※質問は教員(石橋:11850004@mmm.muroran-it.ac.jp)まで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

講義内容:社会心理学を中心に、心理学、脳科学、遺伝行動学、社会学等の知見を交えながら多面的に進めていく。

講義日程:
※他の講義日程と1時限でも重なっていると履修登録できないので注意!

●4/26(日) 5-6限
1) 人間行動を理解するための様々な視点と学問分野

●5/10(日) 5-10限
2) 社会心理学の古典的研究1
3) 社会心理学の古典的研究2
4) 社会心理学の古典的研究3

●5/14(木) 9-10限
5) 社会心理学の古典的研究4

●5/21(木) 9-10限
6) 社会心理学の古典的研究5

●5/31(日) 5~10限
7) 意思決定科学の視点(合理性)
8) 意思決定科学の視点(ゲーム理論)
9) 意思決定科学の視点(ゲーム理論)

●6/7(日) 5~10限
10) 生態学的視点(動物としての人間)
11) 進化学的視点(進化と人間行動)
12) 進化学的視点(進化と人間行動2)

●6/21(日) 5~10限
13) 脳科学的視点(脳と人間行動)
14) 社会学的視点
15) 社会の問題・まとめ

[総授業時間:45分×2×15=22.5時間]

理解を深めるため,授業時間内にムードル上で小テスト、授業後にプリントの筆写課題がある。
参考書等
/Required Materials
社会心理学キーワード 山岸俊男編 有斐閣 2001(ISBN:4641058725)
ヒルガードの心理学 Susan Nolen-Hoeksema [ほか] 著 金剛出版 2015(ISBN:9784772414388)
教科書・参考書に関する備考 【重要】オンライン受講の前にムードル「行動の科学2020」に参加のこと

※質問は教員(石橋:11850004@mmm.muroran-it.ac.jp)へ。
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上を合格とする。
配点:小テスト60、期末レポート40

各到達度目標の評価方法
① 小テストでは授業内容の理解度をチェックする.考え方や用語の用い方を理解できていればよい.小テスト実施回数は全部で10回。各授業日に1-2回行う。

② レポートでは,授業資料を復習と理解のためプリントの筆写と、自分の考えを記述する問題が課される。提出時期は8月の予定。(新型コロナ問題を考慮しながら決定します)
履修上の注意
/Notices
【授業日程】日曜日と木曜日の7日間の集中講義

4/26(日) 5,6限
5/10(日) 5,6,7,8,9,10限
5/14(木)             9,10限
5/21(木)            9,10限
5/31(日) 5,6,7,8,9,10限
6/ 7(日) 5,6,7,8,9,10限
6/21(日) 5,6,7,8,9,10限

※他の授業と1時限でも授業日程が重なっている場合、両方を履修することはできない。例:「医の科学」と「行動の科学」を両方を履修することはできない。

・質問は教員(石橋:11850004@mmm.muroran-it.ac.jp)宛にいつでも気軽にしてください。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
人間と社会に対する様々な視点について学ぶことは、他者の立場に立って物事を考える基礎となり得ます。他者視点取得は皆さんが社会人になるにあたって意識して訓練して欲しいスキルです。この授業がその助けになることを願っています。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。
関連科目
/Related course
こころの科学、現代心理学
備考
/Notes
連絡先: 石橋伸恵、11850004@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー:オンライン授業の前後15分はzoomやムードルを使ってリアルタイムで質問に答えられるようにしたいと思います。授業をしながらコミュニケーションしやすい方法を考えましょう。

No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・心理学の実験や用語などについて,理解した気になっただけで終わらないよう,より正確な理解を促すため授業資料を筆写するレポート課題を課す.
・一般的な常識とは異なる知見など,誤った理解しやすい点については授業内で何度も説明を行うが,その理解度を確認するための小テストを実施する.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
・講義内で紹介する心理学実験を模擬的に実施し,研究結果と受講者自身の考えを比較する機会を持つ.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
・授業内容を実生活に活かす方法を考えるレポート課題を課す
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満