授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 5,水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 基本的人権論/Theory of Fundamental Human rights
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 清末 愛砂
時間割コード/Registration Code T6320
連絡先/Contact 清末 愛砂(メール:akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、居室:Q510
mail: akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp, Room: Q510)
オフィスアワー/Office hours 清末 愛砂(水曜日:15:00-16:00 事前に必ずアポをとってください。
Wednesday, from 15:00 am to 16:00 am, please make an appointment in advance.)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/20
授業のねらい
/Learning Objectives
日本国憲法が保障する基本的人権の概念や意義、および主には日本国内で起きている各種の人権問題に関する基礎知識や憲法上の学説、関連する重要判例等の内容を理解し、これらの問題に対するさまざまな解決策を模索する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1) 市民社会における基本的人権の意味や意義を正しく理解する。
(2) 各種の人権問題に関する知識を正しく理解し、それらを説明できる。
(3) 各種の人権問題の解決方法に関し、自分なりの意見を持つことができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間
1. はじめに(法とは、裁判とは、人権とは)
2. 市民生活と法①:ネットの功罪、ブラックバイト
3. 市民生活と法②:居住(住宅)、交通(移動)
4. 市民生活と法③:インフォームド・コンセント、臓器移植法
5. 市民生活と法④:知る権利とプライバシー権、未成年者飲酒・喫煙禁止法
6. 市民生活と法⑤:恋愛・結婚、相続、LGBT
7. 市民生活と法⑥:児童虐待と子どもの権利、DV・性暴力とジェンダー
8. 市民生活と法⑦:実名犯罪報道、裁判員制度
9. 市民生活と法⑧:死刑制度
10. 市民生活と法⑨:中絶、ハンセン病問題
11. 市民生活と法⑩:難民問題
12. 市民生活と法⑪:平和と法、沖縄の自治と米軍基地
13. 市民生活と法⑫:市民運動の規制・弾圧、教育と法
14.市民生活と法⑬:原発・気候変動、憲法改正問題
15.憲法改正問題と全体のまとめ

授業はオンライン(オンデマンド)でやります。

受講生には、授業を受ける際の事前学習として、新聞記事等のニュースや関連書籍を読み、現在の日本社会ではどのような人権問題が存在しているのか、それらに対してどのような政策がとられているのか、政策上の課題とは何か、について、自分なりに調べることを求めます。

授業内にミニレポートを実施します。実施回数は事前に教えません。ミニレポートのテーマは、授業内容に沿ったものとなります。
教科書
/Required Text
『はじめの一歩 法学・憲法』(松原幸恵・飯島滋明・榎澤幸広編著)(ISBN:9784877987565)
教科書・参考書に関する備考 教科書は指定通りです。参考書は特にありません。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標(1)~(3)すべてにおいて、授業内に課すミニレポートで評価し、合計100点満点中60点以上を合格とします。 ミニレポートの実施回数は教えません。
履修上の注意
/Notices
この授業を履修するにあたっては、以下の点に注意してください。
(1) 新聞等のメディアの報道や書籍を通して、時事問題に関連する知識を身につけるようにしておくとよいでしょう。
(2)不合格者は再履修となります。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
基本的人権なくして、市民社会は成り立ちません。基本的人権はすべての市民に保障されるべきものです。基本的人権とは何か、について一緒に考えてみませんか。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力
(b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

土木工学コースの学習・教育達成目標との対応
○(B)良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性)
○(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力)

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標との対応
(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。

関連科目
/Related course
日本の憲法
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
授業を受ける際の事前学習として、新聞記事等のニュースや関連書籍を通して現在の日本社会にどのような人権問題が存在し、それらに対してどのような政策がとられているか、また政策上の課題とは何か、について、自分なりに調べること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
本授業は講義形式であるため、対話的学修は取り入れない。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
憲法学の基礎を基にして、基本的人権にかかわる問題を総合的に学ぶ。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%