開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 環境法制/Environment Law |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 清末 愛砂,高崎 優子 |
時間割コード/Registration Code | T6319 |
連絡先/Contact |
清末 愛砂(メール:akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、居室:Q510 mail: akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp, Room: Q510) |
オフィスアワー/Office hours |
清末 愛砂(水曜日:15:00-16:00 事前に必ずアポをとってください。 Wednesday, from 15:00 am to 16:00 am, please make an appointment in advance.) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/04/20 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
本講義は、環境や自然に関する問題に対して法や制度といった観点から検討することを目的とします。 自然保護や公害など環境問題の解決には、法や制度という仕組みは一定程度有効ですが、それだけで全ての問題が解決されるわけではありません。しばしば法律から抜け落ちている点が問題となったり、そもそもどのような法や制度が有効なのかが議論となります。環境問題の解決には、具体的な問題が発生している社会と法・制度との関係を考える必要があります。 本講義では、環境と自然をめぐる具体的な問題に対して、法や制度を媒介し、社会科学的な視点から考えます。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.社会科学的な視点から環境問題を考える必要性を理解する。(理解力) 2.現代社会において、環境問題と法や制度がどのような関係にあるのか、具体的な事例を通じて理解する。(解釈力) 3.上記二点について、自分の言葉で論述できる。(論述力) |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数=22.5時間 以下のテーマを、映像資料や文献資料を利用しながら、講義と同時にグループ・ディスカッションや全体討論を行うという形で進めます。 1、木は法廷に立てるのか:自然の権利と人間の権利 2、自然の価値はいくらか:生態系サービスと仮想評価法 3、環境正義とは何か:辺野古基地問題と地域の歴史 4、公共事業は止められるか:開発問題と住民運動 5、「予防原則」か「疑わしきは罰せず」か:水俣の教訓と不確実性下の意思決定 *授業は集中講義の形で行います。オンライン授業になる見込みですが、状況次第で対面式の通常の形の授業になる可能性もあります。 |
教科書・参考書に関する備考 | 特定の教科書は使用しません。授業の際に必要な資料は適時配布します。その他の参考書は授業時間内に紹介します。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標の全項目について、授業時間内に課す小課題や議論への参加度などの平常点(60%)と最終レポート(40%)で評価し、合計100点満点中60点以上を合格とします。不合格への対応については、追って掲示版に掲示します。 |
履修上の注意 /Notices |
本授業は集中講義です。8月中旬の4日間を予定しますが、日程の詳細は別途掲示します。 また、本講義はグループディスカッションを頻繁に行います。漠然と講義を聞くだけではなく、自ら考え発言する積極性が求められます。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義の内容を自分の専門や身近な問題に置き換えて考えることによって、社会科学的視点を身につけつつ、環境をめぐる法や制度への関心と理解を深めてほしい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
建築社会基盤系学科 建築学コース・土木工学コース: (B) 良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と健全なる心身の形成 機械航空創造系学科 機械システム工学コース: (A) 多面的考察力の修得 機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース: (D)(E)(F) 語学力一般教養の修得 機械航空創造系学科 材料工学コース: (A) 多面的思考能力の修得 応用理化学系学科 応用化学コース・バイオシステムコース: 対応なし 応用理化学系学科 応用物理コース: (A) 科学技術倫理・多面的思考能力の修得 情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システムコース: (H)技術者倫理の修得 情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース: (人) [社会的視点] 社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける JABEE基準 1(1)(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 1(1)(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 1(1)(f) のうち、日本語による論理的な記述力 |
関連科目 /Related course |
社会学概論 社会学 |
備考 /Notes |
授業内容・計画は受講生の理解や関心などによって変更することもあります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容の理解には現実の環境問題への理解が不可欠である。関連する日々のニュースや新聞記事などを自主的に参照すること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
各テーマごとに1回のグループディスカッションを行う。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
グループディスカッションには具体的な問題の解決策を探究することも含まれる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |