開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 12,木/Thu 13 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 夜間主コース機械系コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 流体力学Ⅰ |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 大石 義彦 |
時間割コード/Registration Code | J8435 |
連絡先/Contact |
大石 義彦(Email oishi@mmm.muroran-it.ac.jp 0143-46-5374) |
オフィスアワー/Office hours |
大石 義彦(木曜日 14:00~15:30 /Thersday, 14:00~15:30 ) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/07/03 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
水と空気で代表される液体と気体を総称して流体というが、流体力学は、流体の性質や動き(流れという)を理解し、ポンプ、送風機などの流体機械、航空機、高圧装置などの設計や運転に役立たせる学問である。1年次、2年次で学ぶ数学(解析A、B、C)と関連し、古典力学との結びつきを学ぶ。流体力学では、流れ現象の基礎、管内の一次元流れと抵抗、エネルギー損失などについて、理解、修得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1。静止状態にある流体の性質が理解でき、圧力の測定ができ、壁面に作用する流体の圧力による力が算出できること。(理解力、計算力) 2。流れている流体に対するベルヌーイの式が理解でき、この式の応用ができること。(理解力、応用力) 3。流体の運動量の法則が理解でき、この法則が応用できること。(理解力、応用力) 4。管路内の流れ(層流と乱流)の性質が理解でき、管路内流れの圧力損失が算出できること。 (理解力、計算力) 5。流れの中にある物体に作用する流体力(抗力と揚力)が理解でき、抗力係数と揚力係数を用い、物体に働く抗力と揚力が計算できること。(理解力、計算力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 1週目 流体とは (さまざまな流れ現象、流体の特徴と物理的性質) 2週目 静止流体の力学(静止流体中の圧力、壁面に及ぼす流体の力) 3週目 静止流体の力学(浮力と浮揚体、相対的静止状態の流体) 4週目 流体運動の基礎(一次元流れの連続の式と運動方程式) 5週目 流体運動の基礎(流体の回転と渦) 6週目 ベルヌーイの定理(式の導出と物理的意味) 7週目 ベルヌーイの定理の応用(流速と流量の測定など) 8週目 中間試験 9週目 運動量の法則(式の導出、噴流が平板に及ぼす力) 10週目 運動量の法則の応用、角運動量(ジェット推進、噴流が曲面板に及ぼす力、角運動量とトルク) 11週目 粘性流れの基礎(流れの相似、レイノルズ数、層流と乱流) 12週目 管路内流れ(円管内の層流、管摩擦損失、円管内の乱流) 13週目 管路内流れ(助走区間の流れ、拡大管と収縮管、ベンドとエルボほか) 14週目 物体まわりの流れ(物体に作用する流体力、物体表面近くの流れ、円柱・球・翼まわりの流れ) 15週目 総括および演習解説 16週目 定期試験 * 授業の理解度を深めるために適宜課題レポートを課すので、復習を怠らないこと。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
明解入門流体力学 杉山弘編著 ; 松村昌典、 河合秀樹、 風間俊治共著 森北出版 2012(ISBN:9784627674110) (ISBN:9784627674110) |
参考書等 /Required Materials |
流体力学 杉山弘、 遠藤剛、 新井隆景共著 森北出版 1995(ISBN:9784627605206)(ISBN:9784627605206)
演習流体力学 日本機械学会著 日本機械学会 2012(ISBN:9784888982153)(ISBN:9784888982153) 流体力学 = Fluid Mechanics 日本機械学会著 日本機械学会 2005(ISBN:9784888981194)(ISBN:9784888981194) 流体力学 日野幹雄著 朝倉書店 1992(ISBN:4254200668) (ISBN:4254200668) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書は必須とする。各授業時に参考資料またはプレゼンテーション印刷物を配付する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・レポート課題(20点)および中間・期末試験(80点)を合計(100点満点)して評価する。ただし、中間・期末試験は50%ずつとして評価する。合計が60点(100点満点の60%)以上を合格とする。課題の提出遅延や解答不十分は減点の対象となる。 ・到達度目標1~5の評価方法:考察問題や計算問題を出題し、レポート課題および中間・期末試験にて達成度を評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・4回以上の欠席で定期試験の受験資格を失う。 ・再試験は実施しない。 ・不合格者は次年度に再履修すること。 ・授業変更や休講等は掲示板(一部、機械系掲示版)で知らせる。 ・毎回の出席が原則である。病気、怪我、事故、忌引き等の止むを得ない欠席については、学生支援センター(教務課)に欠席届を提出のこと。 ・課されたレポートや宿題は、必ず提出すること。 ・授業中に関数電卓を使用することがあるので持参すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
流体力学は工学の基礎となり,あらゆる分野に応用されています.身近な輸送機械や配管などがありますが,ロボットを起動させる動力伝達としても活用されています.機械工学の基礎となり4力学の一つであり,設計の基礎となる学問です.意欲的に取り組み,授業で学んだことを習得することで将来の財産としてください. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
流れの力学A→流れの力学B→「流体力学Ⅰ」→流体力学Ⅱ→卒業研究Ⅰ、Ⅱ(テーマに依存) |
備考 /Notes |
授業の一部は英語(資料配付、板書、口頭説明)を行うが、基本的には日本語とする。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・流れの力学A、Bについて十分な復習を行っておくこと。 ・授業時間の関係で式の導出の一部については紹介できない。自主的に理論や計算を行うこと。 ・講義ごとの演習課題を解き,提出すること。 ・前回の課題について、演習問題の解法の提示あるいは配布をする。次回までに自力で解くように努めること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・授業中に演習問題を解く時間を設ける際に、内容によっては相互学習の視点で協働作業を促す場合がある。 ・講義内容の理解度を確かめるためミニッツペーパーを提出し,簡易問題を解き,感想等を記入して提出すること。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・既に学んだ、数学や物理、流れの力学A、Bを基礎とし、総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |