授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金/Fri 10,金/Fri 11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科 夜間主コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 計測工学
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 相津佳永,船水 英希
時間割コード/Registration Code J8427
連絡先/Contact 船水 英希(B309,funamizu@mmm.muroran-it.ac.jp)
相津佳永(0143-46-5348,  Email: aizu@mmm.muroran-it.ac.jp, Y401)
オフィスアワー/Office hours 船水 英希(火曜日15:00~16:00)
相津佳永(Tuesday 16:30-17:00)
実務経験/Work experience
相津佳永(電機光学製品の研究開発事業を扱う企業での光計測システムの研究開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2020/04/17
授業のねらい
/Learning Objectives
工学分野における計測技術について物理的な原理に根差した基本概念を理解し、工学系の諸専門分野において計測の果たしている役割を理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
工学的な計測の基本的事項を理解し、工学・科学の諸専門領域で必要とされる各種計測手法の共通した基礎事項を修得する。計測の基本と誤差の正しい取り扱いの原理を理解することで、正確かつ信頼性の高い計測を行うことのできる工学技術者としての基礎を築くことを目指す。具体的には、
1)計測の取扱いに必要な物理量の単位と標準に関する知識が習得でき、使えるようになる。(知識力)
2)測定量とその誤差を客観的に解析評価できるようになる。(解析力)
3)計測情報の取り扱いと計測信号の演算のための基本的手法を習得し、演算結果の妥当性を理解できるようになる。(理解力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間

第1回:物理量の単位と標準
第2回:測定の不確かさとその統計・評価
第3回:測定値の相関と回帰
第4回:時系列データとその取扱い
第5回:出力信号の応答とフィルタリング
第6回:デジタル量
第7回:各種物理量計測の概要
第8回:まとめ
定期試験

※授業の理解度を深めるため適宜レポートを課す.また課題を小テスト方式で試験することもあるので良く自主学習をしておくこと.

※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
計測工学(鈴木亮輔 [ほか] 著、朝倉書店 2014) (ISBN:4254201598)
参考書等
/Required Materials
はじめての計測工学(南 茂夫 [ほか] 著、講談社)(ISBN:4061565117)
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験100%で判定する。ただし、レポートを定期的に課すので,その提出がない分について定期試験の得点から減点を行うことがある。出席点は設けていない。提出レポートに基づく理解状況により小テスト、中間試験を実施した場合は、これらを20%、定期試験を80%の割合で評価することがある。いづれも60点以上を合格とする。

達成度目標に示した1)から3)までの3項目を、定期試験ならびにレポート課題により、計算結果あるいは説明の論理的記述から各項目60%以上達成されていることを確認し評価する。

※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のも
と、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
1.80%以上の出席が必要。
2.再試験は原則実施しない。理解度に応じて状況を判断し、補習を経て再試験を行う場合がある。その際も100点満点で60点以上を合格とする。
3.不合格者は再履修すること。再履修時も毎回出席すること。
4.授業の変更等の通知は講義中および掲示板にて行う.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
なぜ,計測が重要なのかを考えて受講してほしい.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
学科共通科目の工業物理基礎実験、統計データ処理、確率・統計に関連する。各専門コースにおける実験、演習、設計関係の科目に関連する。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・原則として、講義した内容に基づいて学修および追加調査課題をレポートとして課すので、自ら理解不足な点を整理するとともに新たな理解へ広げる学修をすること
・本授業では基礎事項に関連する数学については詳細に説明しないので、自主的にこれまでの学修をしておくこと
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
・2年前期までに学んだ、数学系科目(線形代数や微分積分学)、物理系科目、物理基礎実験の知識を組み合わせて、総合的な学習を行う
・確率・統計、および統計的データ処理の学習内容を組み合わせて、各専門分野における計測工学につながる事例を学ぶ
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満