授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 3,木/Thu 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科数理情報システムコース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 応用数学
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 加藤正和
時間割コード/Registration Code J4072
連絡先/Contact 加藤正和(Q404
mkato@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 加藤正和(火曜日 14:35-16:05)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/08/22
授業のねらい
/Learning Objectives
理工学部のどの分野でも必要となる数学の基礎知識のうち複素解析にかかわる内容を講義する。
複素関数の微分可能性、正則関数の積分、特にその周回積分、留数定理を理解し、それらを応用する力を身につける事を目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.複素関数の微分・積分を理解し、求めることができる。
2.コーシー・リーマンの関係式を理解し、正則性を確認できる。
3.正則関数を整級数に展開して、取り扱うことができる。
4.コーシーの積分定理を理解し、周回積分の計算に応用できる。
5.留数定理を適用して,実関数の積分を計算することができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間

第1回:複素数と複素平面
第2回:複素数列
第3回:複素関数の極限値と連続性
第4回:複素微分
第5回:正則関数
第6回:初等関数(指数関数、三角関数)
第7回:初等関数(対数関数、べき関数)
第8回:1回から7回の講義内容の復習と中間試験
第9回:複素積分
第10回:コーシーの積分定理
第11回:テイラー展開
第12回:ローラン展開
第13回:孤立特異点
第14回:留数定理
第15回:留数定理の応用(実定積分の計算)
定期試験

教科書の該当部分(授業時間内に指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
複素解析入門 原惟行, 松永秀章著  共立出版 2014(ISBN:9784320110908)
教科書・参考書に関する備考 複素関数論、関数論、複素解析に関する本は数多く出版されているので図書館などで自分にあった本を探し、参考にしてください。
成績評価方法
/Grading Guidelines
●中間試験と定期試験を行う。
●単位を取得する為の必要条件は中間試験かつ定期試験を受験する事とする。
●中間試験を40点、定期試験を60点に換算して、それらの合計100点で評価する。60点以上を合格とする。
●中間試験または定期試験を受験しなかった場合の成績は0点とする。
●各到達度目標は中間試験、定期試験において定義、計算問題などを出題し達成度を評価する。
●新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
●授業の変更などの連絡はmoodleまたは掲示板または授業中に通知する。
●中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合は学務課に欠席届けを提出し、担当教員にe-mailで速やかに報告すること。欠席理由が正当な場合、追試験等の措置を講ずる。
●再試験を1回行うが、100点満点で60点以上を合格とする。再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。
●再試験を受験する為の必要条件は、中間試験かつ定期試験を受験する事とする。
●出欠の状況は、成績には関係しません。
●最終的に不合格になった者は、再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
微分積分A・B・Cを学んでいることを前提として講義を行う。
備考
/Notes
●質問は、moodleのQ&A、e-mailまたはzoomで受け付けます。
●e-mailの場合は、本文に学科、学籍番号、氏名を記入して下さい。
●zoomでの質問も受け付けます。e-mailで、zoomでの面談を希望する日時を連絡して下さい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
前回に学習した内容について、教科書の練習問題を解き十分な復習を行うこと。 次回の講義内容に対応する教科書の部分を読み、予習すること.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
講義中の質問を推奨する。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
微分積分A・B・Cで学んだ知識と関連させながら講義を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%